建築・企画・設計・監理
(株)宮崎建築事務所 〒510-0242 鈴鹿市白子本町5-29 TEL:059-368-3330 宮崎達也 HP:http://miyazaki-archi.nobushi.jp/ mail:3839ttsy@gmail.com カテゴリ
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![]() 震災の1週間ぐらい前に開通して、鵜住居から釜石中心地方面への避難に役立ったと言われています。 そのため「命の道路」とも呼ばれているそうです。 海のそばを通る国道は、津波で通行不能になってしまっていたんですね。 初めて釜石営業所にお邪魔した時に、所長にそのことを教えていただきました。 その時は、地理がわかってなかったので、あまりよく理解出来ませんでしたが^^; 三陸縦貫道とは、仙台から岩手県宮古市までの沿岸をつなぐ高速道路です。 その先の三陸北縦貫道などを経て、最終的には青森の八戸までつながるそうです。 現在、急ピッチで工事が進んでいますが、今はまだ、このように部分開通の区間が、ところどころあるだけです。 先日、釜石から大槌までの区間のトンネル工事が着工したと、新聞で見ましたが、どうやら正面に見えるトンネルがそれのようですね。 私はどちらかというと建築のことしかわかりませんが、土木工事のほうもいたるところで工事をしています。 むしろ土木工事のほうが今はピークかもしれませんね。 この先の大槌というところは、役場が浸水するなど津波の被害が大きく、火事もあったところです。 交通の便が悪いため、物資や支援が届きにくかったという話も、聞いたことがあります。 この道路が開通したら、有事の際には、やはり命をつなぐ道路になるかもしれませんね。 岩手県は高速道路や、主要な鉄道などが内陸部を通っており、沿岸部はおしなべて交通の便があまりよくないです。 そのために、あまり発展できないような土地事情があるように思います。 しかし、三陸道が全面開通したら、輸送などが活発化して、きっと三陸全体も活性化するでしょう。 完成が待ち遠しいですね~ 幸せのデザイン (株)宮崎建築事務所 ▲
by 3839ttsy
| 2013-10-31 20:54
| 東日本大震災
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![]() 座談会「模型を囲んで、楽しく語り合おう!新しい唐丹地域の学校&児童館」の開催について(ご案内) …という。 これは以前、見学に行ったことがある、有名建築家、乾久美子さんが設計を担当している学校ではありませんか。 なぜ私のところに(しかもアパートに)案内が来たのかわからなかったのですが、ご指名とあらば行かねばなるまいとばかりに出向いて行きました。 ちなみにアパートから唐丹地区へは山を2つ越えて行くので、結構離れています。 決して地域住民という感じではありません。 しかし、行ってみると謎はすぐ解けたのですが、前に見学に行ったときに、受付に名前と住所を書いたからでした^^; せっかく来たのだからと、見学することに。 前の意見交換会で、レイアウトが変わっているようで、模型も新しいものが出来ていました。 まずは、乾さんみずからのパワーポイントを使った説明が15分ほどあり、とてもわかりやすく明快で、いい学校になりそうだということがよくわかりました。 設計説明の仕方の参考になります。 座談会が始まると、学校に出入りが自由に出来ると、治安上よくないのではないかという意見が出ましたが、乾さんはあわてることなく「今の学校は、完全に締め切る場合と、オープンにして相互監視をする場合と2種類ある。唐丹小学校はもともと校門を閉めたことがない学校と聞いているので、後者を提案している」ということを、明快に答えられていました。 前の座談会では、唐丹は犯罪が少なく、鍵のいらない街だという話だったので、おそらくちょっと面喰ったはずなのですが。 知識、現地の調査など、しっかりと準備してあるから対応出来るんですね。 今回、座談会という名前に変えたのは、雰囲気を明るくするためだと思うのですが、その辺りもうまく行っていたように思います。 こうして建物を作って行けば、住民の方も納得して、愛着を持って利用することが出来るでしょうね。 この設計のやり方で、もう一つ特筆すべきは、土木コンサルタントと共同で設計を進めていることです。 今回も土木設計者の方が、座談会にも同席されていました。 昨日の日記にも書きましたが、土木コンサルタント(設計)と建築設計は、完全に分業化されていて、現状では、お互いが顔を合わす機会もあまりありません。 土木が区画された平らな敷地を作り、そこへ建築が建てるという流れでした。 このやり方で、お互いそれほど不満なくやってきたわけですが、最近、建築界では、土地の形をいたずらに変えずに、建物を建てるほうがいいという流れが生まれつつあります。 そうなると、土木との緊密な連携が不可欠になるわけです。 この設計では、まさにそのような試みがなされており、傾斜地をなるべくそのままに建物を建てる計画になっています。 それによって、大きな擁壁の上に立つ、巨大な人工建造物というようなこれまでの学校ではなく、自然に溶け込むような、魅力的な学校が出来るんですね。 さらに建築的にはなかなか考えられないことですが、土木コンサルタントの側から、学校の使い方に合わせて、道路を拡幅したり、延長したり、歩道を作ったりという提案もなされていました。 これも実に画期的なことではないかと思います。 やはり、復興の現場では、次々と新しいもの、方法が生み出されていると感じました。 なお、唐丹小中学校及び児童館は、平成28年の3月頃に完成予定だそうです。 待ち遠しいですね~ 幸せのデザイン (株)宮崎建築事務所 ▲
by 3839ttsy
| 2013-10-30 17:59
| 建築
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![]() 50社以上の応募があった中、最優秀者に選ばれたのは、建築家の平田晃久さんでした。 私もカクタ設計さんの一員として、プロポーザルに参加したので(1次審査で落選しましたが)注目度が高く、2次審査の公開ヒアリングや、ワークショップにも見学に行きました。 その設計の最終的な案と、それに対するインタビューが、GA JAPANという建築雑誌に掲載されるという情報を得たので、amazonで購入しました。 まだ出たばかりだと思います。 ネット情報ですが、情報元は、ツイッターとfacebookでお付き合いしていただいている、平田晃久さんの設計事務所の設計担当の方です。 なんとインタビューにも登場されていました。 設計プロセスの説明は難解な言葉で答えられていて、よくわからないところもありましたが、おおむね理解できたところでは、平田さんの設計アプローチは、まず地形を読み取り、近代の敷地造成の手法で、平らになっている敷地を、元の自然の地形に戻すようなところから始まったそうです。 建物を建てる場合は、敷地が平らなほうが単純なので、まず造成で水平な地盤を作ってから、設計作業に入るのが通例でした。 この辺りは、分業になっていて、建物の設計は、造成などの土木的な設計にはあまり関わらないことも多いです。 傾斜したり、複雑な地形のままでは、設計も複雑になるので、そのほうがどちらも都合がいいんですね。 しかし、土地を自然の形状のまま、建物を設計することで、その場所に固有の形をした、特徴的な建物が出来るということは、私も経験上知らないわけではありません(ただし、非常に複雑なものになりますが)。 まずはなるほどと思いました。 また特徴的な、三角(切妻)の屋根がランダムな感じで並んで、重なっている外観は、谷に寄り添うように建てられた、釜石の集落の風景になじむように、そうしているそうです。 提出案のスケッチでは、それぞれの住戸に小さい庇がついていて、そこに柿が吊るしてあったりするので「よく見ているなぁ」と思っていたのですが、それは、仮設住宅を見る中で見つけたそうです。 さすがに観察眼が鋭いですね~ 最終案は、プロポーザルの段階の設計のままではないようで、3回の住民の方とのワークショップで、変更したところもあったようです。 私もその内の1回を見学しましたが、釜石は風が強いことや、凍結すると階段やスロープが危険という意見は、その時、聞きました。 その辺りは、反映しているようです。 私はプロポーザルで設計の仕事を獲得したことはないのですが、ワークショップでプロポーザル案が修正されるのは、設計の流れとしては適切かもしれないと思いました。 元々のデザインを踏襲しつつ、多くの人の意見を取り入れ、ひとりよがりや押しつけでない、最適なものになっているだろうと思います。 これからの建築は、このようにあるべきかもしれないと思いました。 (ただし設計者としては、かなり苦しいものになると思いますが) それにしても、プロポーザルは初挑戦で、当初は負けると何も残らないものだと痛烈に思いましたが、一度敷地について調べたりいろいろ考えて設計しているので、図面や模型を見ても、こういう記事を見ても、理解度が全然違います。 実はGA JAPANという雑誌も初めて読みました。 そういう面でも、注目度が高いので、いい勉強になります。 思わぬところで生きてくるという感じですね。 一生懸命やったら、無駄ことはないんだな~と思います。 幸せのデザイン (株)宮崎建築事務所 ▲
by 3839ttsy
| 2013-10-29 18:06
| 建築
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![]() 地元の高校の元バスケ部メンバーが5人来てくださって、こちらのメンバーもちょうど5人だったので、まずは対抗戦、その後シャッフルしてのゲームを行いました。 さすがに、相手の方々は、高校でチームメイトだっただけあって息があっているし、基本がしっかりしていて、いつもとだいぶ違う雰囲気でした。 私などは大学でちょろっとやっただけの、なんちゃってバスケ部なので、いろいろとボロが出まくりでした^^; ただ、ここ何回かの中では、体力的にはもったほうだと思いました。 しばらく運動とか、何もしていなかったのに、不思議だなと思っていたのですが、終わってからちゃんと歩けないぐらい、足がフラフラになっていることに気が付きました。 格上相手に緊張感があったので、体力が限界を超えていることに気がついていなかったという感じでした。 やっぱり練習とかしないとダメですね~ でも、だんだんと体の動きとかを思い出してきて、楽しくなってきました。 いつもはメンバーが少なくて、フルコートは出来ませんが、これからもうちょっとメンバーが増えるといいなと思います。 また、今のところ私が唯一の40代、最年長なので、同年代の方も参加していただけると嬉しいですね^^; さらに、女子マネージャーも募集中だそうです~(笑) 幸せのデザイン (株)宮崎建築事務所 ▲
by 3839ttsy
| 2013-10-28 18:02
| プライベート
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![]() ボランティアもいろいろありますが、仮設から災害公営住宅への引っ越しは、個人的にボランティア作業の中でも花形という風に思っていて、参加出来てラッキーでした。 しかも、昨日までは台風などの恐れがあったため、ボランティア派遣が中止になり、今日が最初だったそうです。 今日は久しぶりにいい天気で、引っ越しにはいい日でした。 こちらに来てから、2件の同じような災害公営住宅の設計(釜石以外で)をお手伝いさせていただいているのですが、他の設計事務所の設計した建物を見るのも、参考になります。 今回引っ越しさせていただいたところは、配置としては、今、設計させていただいているものとほぼ同じでしたが、細かいところはちょっと違いました。 例えば、今回引っ越しさせていただいたのは、3DKなのですが、南側の1室が全開口の引き戸になっていて、開けるとダイニングキッチンと一体的に使うことが出来るようになっていました。 つまり、3DKとしても使えるし、2LDKとしても使えるという感じです。 あれはフレキシブルでいいですね。 他には、各階にトランクルーム(物置)があるというところも違いました。 私が設計させていただいた物件では、冬用のタイヤを置くことを想定して、全て1階に設置しているのですが、中に入れるものによっては、各階にあるのも便利かもしれません。 とてもよく考えられている、いい住居だと思いました。 引っ越しされた方は、4帖半2間の2DKの仮設に住まれていたので、広くなって喜んでらっしゃいました。 本当に良かったですね。 幸せのデザイン (株)宮崎建築事務所 ▲
by 3839ttsy
| 2013-10-27 16:01
| 東日本大震災
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![]() ヨソの土地から甘い柿を持ってきて植えても、渋柿になってしまうとか。 不思議ですね。 気候の関係でしょうか。 でも、柿の木は多いようで、今日もたくさんなっているのを見かけました。 この辺りでは、柿をいくつも紐で連ねて、軒先にぶら下げている光景をよく見かけます。 干し柿を作っているようです。 新巻鮭と合わせて、初冬の風物詩ですね。 一軒家のみならず、仮設住宅でもよく見かけるし、都会へ出て暮らしている人でも、アパートやマンションの軒先に、柿と鮭をぶら下げるとか。 この柿もそろそろ収穫の時期でしょうか。 昨日までは台風の影響か、少し暖かい感じだったのですが、今日はこのところずっと降り続いていた雨がやむと同時に、寒くなってきました。 早くも冬の気配がしてきました。 幸せのデザイン (株)宮崎建築事務所 ▲
by 3839ttsy
| 2013-10-26 20:41
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![]() するとおそらく、学生の頃、20年ぐらい前でしょうか。 そんな昔に名前を見ただけで、ずっと忘れられないというのは、ネーミングが秀逸だからに違いありません。 古典SFの名作、フィリップ・K・ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」です。 SF的でありながら、哲学的でもあり、ユーモアも感じる題名です。 どんな内容かと気にはなりましたが、昔の小説だし、なんとなく難しそうだと思って、読もうとは思いませんでした。 ところが最近、何を思ったか、ふいに読もうと思いたって、電子書籍で購入しました。 そして、ついにその謎の題名の正体を知りました(笑) といっても、それまでにもう一つの流れがあって、こちらも名作と名高い、映画版の「ブレードランナー」を…これもいつ見たかはっきり覚えていないのですが、たぶん4,5年前に見たのでした。 バイオレンス性が強くて…というか、ややサディスティックな感じで、目を覆いたくなるところもありましたが、映像のインパクトが強くて忘れられない映画でした。 私の周りでは、特にデザイン系の仕事をしている方には、全般的に評価が高いような気がします。 人間かレプリカント(アンドロイド)かを判定する試験で、機械に人の眼球がすごく大きく映っているシーンとか、女性型のレプリカントが、お腹を拳銃で撃たれて、苦しむシーンの非人間的な感じとか、忘れられないシーンがいくつもありました。 原作のほうは意外にも読みやすい感じで、読み始めるとすぐに止まらなくなりました。 「難しそう」という、私の予想ははずれました。 何ごともやってみないとわからないものです。 映画では苦手だった、バイオレンスシーンもありませんでした。 それどころか、映画と原作は、内容が全然違いました。 レプリカントという言葉も出てこないし、ブレードランナーという言葉もありません。 それらは、アンドロイドとバウンティハンターという名前で登場します。 アンドロイドは火星に移民した人類を助けるために存在するのですが、時々、主人を殺害し、地球へ逃げてくるものがあります。 それを処分するのがバウンティハンターです。 原作はアクション的なシーンはほとんどなく、というかその部分は端折っている感じで、世界の背景の説明、登場人物の思考、(時にウィットの効いた)会話などに重点が置かれている感じです。 感覚的にはあまりスピード感がなく、ややのんびりした感じです。 そして、題名にもある電気羊が、結構重要なポジションを占めています。 電気羊は、何かの暗喩かと思っていたんですが、実際に出てくるんですね。 最初に、この世界では、動物を飼ってかわいがることが、人間としての証明であるという世界観が描かれます。 そして、新型のアンドロイド、ネクサス6型が登場。 このアンドロイドは外見、頭の良さ、俊敏さともに、これまでのものとは性能が違います。 そのため、人間とアンドロイドを見分けるための、フォークト・カンプフ試験の信ぴょう性が危ぶまれます。 つまり、人間とアンドロイドはどう違うのか、という問題提起がなされるんですね。 中盤辺りの見どころは、登場人物が、それぞれ人間なのかアンドロイドなのかわからなくなるという、サスペンス的な展開です。 私自身も本に入り込みすぎてしまって、コンビニに行った時、店員さんが人間なのかアンドロイドなのかわからなくなりました(笑) 次に主人公のアンドロイドへの感情移入、そして道ならぬ恋などがテーマになります。 そして、その辺りがもっと掘り下げられるのかと思うと、終盤では、むしろアンドロイドは、明らかに人間と違うというところが目立ち始めます。 この頃のアンドロイドの印象は、いかにも電気羊の夢を見そうな感じなんですね。 最後に、人類の宗教感の崩壊と、再構築のようなものが描かれて終了。 その間、わずか一日。 バウンティハンター、リック・デッカードの長い一日が終わるというわけです。 名作にはよくある「あの物語は一体はなんだったのか?」と、いつまでも考えてしまうような終わり方でした。 こうして、長年の題名への疑問が解け、内容への疑問に変わりました。 いずれにしても、いつまでも、人の心を引きつけてやまない物語です~ 幸せのデザイン (株)宮崎建築事務所 ▲
by 3839ttsy
| 2013-10-25 22:10
| プライベート
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![]() 夕方頃に、突然「信じられないと思うんですけど…」と話し始めました。 Tさんは事務所内で、クロックス風のサンダルを履いているのですが、それと同じようなサンダルを以前に買って、車に置いていたそうです。 ところがLLを買ったのに、履こうとしたら大きさが半分ぐらいに縮んでしまって、履けなくなっていたと言うのです。 その時点では、確かに信じられないような話だったので、何かちょっと大げさに言ってるんじゃないかと思って、話半分ぐらいで聞いていました。 すると、Tさんはしゃべっているうちに興奮してきたのか、車から取ってくると言って、走って階段を下りて、外へ出て行ってしまいました。 しばらくするとそのサンダルを持って戻ってきて、事務所内でいつも履いているサンダルと並べました。 確かに大きさが全然違います。 Tさんは履こうとしても、足が入らないことを実演するのですが、それを見るまでもなく、どう見ても入らなさそうな感じです。 女性用ぐらいの大きさなのです。 しかし、縮み方は一様ではないようで、左右で若干大きさが違います。 そして「買った時はもっと大きかったんです!」と言いながら、裏のLLという文字を見せてアピールしていました。 ちなみに、値段は300円か400円ぐらいだったそうです。 私は、サンダルが縮んだことも、その値段も、Tさんの必死なアピールも、なんだか可笑しくて笑ってしまいました。 でも、イマイチ信じられないような気がするし、Tさんの行動や言動が面白かったので、ちょっと意地悪く「もとからこんな大きさだったんじゃないですか?」と聞いてみました。 するとますますTさんは興奮して、「いや買った時は確かに履けたんですよ!ほらだってLLですよ。LLがこんなに小さいわけないじゃないですか!」と言います。 それで、一旦は私も、内心では少し疑いつつも(笑)「へぇ不思議なこともあるんですねぇ」と言い、Tさんも「やっぱり安いものを買うとダメなんですねぇ」と自己完結していました。 ところが、その後、なんとなくインターネットで調べてみたら、本家のクロックスが同じように縮んだという事例がたくさん出てきました。 Tさんと同じように高温の車の中に置いていたら縮んだと、ブログで書いている人もいました。 どうやら、クロックスの素材は熱で収縮する性質があるようです。 ということは、本物ではないにせよ、素材としては同じものだったということで、安いからダメだったというわけでもないんですね。 私は、それを知ってますます可笑しくなったのですが、Tさんは「本物でも縮むんだから仕方ないんですね…」と、やや意気消沈していました(笑) なお、タイトルは知る人ぞ知る(?)、マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」の中のセリフでした~ 幸せのデザイン (株)宮崎建築事務所 ▲
by 3839ttsy
| 2013-10-24 21:26
| 意匠
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![]() そして、その中に伝説の(?)橋上市場が登場することも。 橋上市場というのは、川の上に橋のようにして建てられた建物で、全国でも珍しい建物だったそうです。 中には海産物の市場があったのですが、10年ほど前に解体されて、現在は駅前のサンフィッシュという建物に移っています。 サンフィッシュでは時々、お土産を買ったりしますが、そんな前身があったとは最近まで知りませんでした。 そして、その場所とはなんと、今いる事務所の、真向かいだったというのです。 事務所の西側の窓から外を見ると、右手のほうに橋が見えるのですが、その左隣、つまり窓から見てほぼ正面あたりに、橋上市場があったんですね。 今は跡形もありませんが、たった10年前にはあったなんて、なんとなく惜しいことをした気分です。 もっとも、もし残っていたとしても、いずれにしても津波で壊れていたかもしれませんが… ![]() こちらが、おなじみ浜ちゃんとスーさんが車で釜石にやってくるシーン。 なんとなく見覚えのあるような風景ですが、左側に見慣れない建物があります。 ![]() 橋上市場の看板。 ここだけ見ても、風景が違いすぎていて、はっきりとはわかりませんが、後ろの鉄橋とか山とか、新日鉄の工場など、確かにそのような感じです。 とすると、左側にチラッと見えている建物が、私が今いる建物ということですね。 ![]() 釜石の商店街と、正面にホテルサンルート釜石も見えます。 今はないのですが、昔はアーケードがあったんですね。 津波で流された風ではないので、これも同じころに解体されたのでしょうか? ![]() 翌日、すーさん(実は入れ替わった浜ちゃん)が講演するためにやってきたのは、市民文化会館。 ![]() まさに古き良き時代の釜石の風景、満載の映画です。 震災前の街の記録としても貴重だし、今後、街を再建するにあたっても、必見の映像資料ですね。 幸せのデザイン (株)宮崎建築事務所 ▲
by 3839ttsy
| 2013-10-23 21:51
| 東日本大震災
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![]() 花巻のマルカンデパートの展望食堂。 そこに、名物の巨大(?)ソフトクリームがあると、ツイッターで相互フォローさせていただいている、花巻在住の方に教えていただいたのでした。 その後、テレビで花巻の観光スポットなどを紹介する番組を見て、そのソフトクリームのちょっと特殊な食べ方も知りました。 これまで、名古屋から花巻に飛行機で帰ってくるのが、夕方の便だったので、なかなかタイミングが合わなかったのですが、今日は少し早い便だったので、「まだ間に合う!」と思って行くことにしました。 花巻はいつも空港へ行くだけで、街中へほとんど行ったことがなかったのですが、花巻の街は昭和の雰囲気の残る、風情のある町でした。 マルカンデパートもやはり、昭和テイスト。 2,30年前にタイムスリップしたかのようです。 (いい意味で^^;) エスカレーターで行ける所までいったのですが、展望食堂はもう一つ上の階でした。 ちゃんとエレベーターで行かないといけないんですね。 これも演出ですね。 ![]() もう一つ驚いたのは、ショーケースに入っているメニューの多さ。 しかし、目的ははっきりしているので、迷うことなく、ソフトクリーム150円を注文しました。 食券をもらって、好きなところに座るようにと言われましたが、広すぎて戸惑います。 とりあえず、ある程度、他の人がいるところの近くに座りました。 食券を渡すと、前に座っていた女子高校生グループが、ソフトクリームの話をしているような気がして、すでに注目の的になっているのかと思いましたが、その子たちも頼んだのだろうと思って、気にしないようにしました。 いずれにしても、1人でやってきて、ソフトクリームを頼んでいるのは、ちょっと恥ずかしいような気もしましたが^^; しばらくすると女子高校生グループのところには、パフェのようなものが届きました。 では、ソフトクリームの話題はなんだったのでしょうか。 ![]() ちょっと迷いましたが、テレビで見た作法通りに食べることにしました。 なぜかここでは、割りばしでソフトクリームをつまみとって食べるのが作法なのだそうです。 しばらくは食べても食べてもなくならず、そのうちに口やお腹が冷えすぎて食べにくくなってきましたが、その時、事前にもらっていた熱いお茶が、冷たさをやわらげてくれました。 なるほど、考えてあります。 コーンのところにたどり着き、そろそろ食べ終わるという頃になったら、向かい合わせて座っていたさっきの女子高校生グループの、僕に背を向けて座っていた2人が、振り向いてこちらをチラッと見ました。 やっぱりウワサになっていて、完食しそうなのでビックリしたのでしょうか。 食べられなくはない量だと思うんですが…^^; ソフトクリームは大好きなので、あのボリュームであの値段、素晴らしすぎです~ 幸せのデザイン (株)宮崎建築事務所 ▲
by 3839ttsy
| 2013-10-22 20:59
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