建築・企画・設計・監理
(株)宮崎建築事務所 〒510-0242 鈴鹿市白子本町5-29 TEL:059-368-3330 宮崎達也 HP:http://miyazaki-archi.nobushi.jp/ mail:3839ttsy@gmail.com カテゴリ
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![]() どういう経緯で、見学できるようになったかわかりませんが、おそらくインテリア産業協会さんに、ご尽力いただいたのでしょうか。 最高のインテリアを見られる、めったにないチャンスでした。 インテリアコーディネータークラブ三重に入っていて良かったと思いました(笑) ![]() ここだけでも、10人以上座れそうです。 ![]() ホテルのキッチンとは、どういうシチュエーションで使うのでしょうか!? ![]() さらに、その奥にも倉庫のような部屋があります。 その時点で、ホテルの宿泊室ということを忘れそうでした。 ![]() まだ、その先にも部屋が見えています。 ![]() ![]() 広いです。壁や床は、総大理石。 全部あわせると、25坪ぐらいはあるんじゃないでしょうか。 入口も2つあって、どうやらフォーマルなエリアと、プライベートなエリアが分かれているようですね。 トイレも2つありました。 ホテルと言うより、家みたいな感じですね。 いや~想像を絶する世界です。 ところで、今、気が付きましたが、広さと豪華さに目を見張るばかりで、見ているところが全然プロっぽくありませんでした。 そういえば、肝心のインテリアをあんまり見てなかったような…^^; (株)宮崎建築事務所 ▲
by 3839ttsy
| 2012-02-29 22:55
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人類に最も重要で、最も求められている芸術は何か? という問いに対して、19世紀イギリスのインテリアデザイナー、ウィリアム・モリスは 美しい家である。 と答えたそうです。 その言葉には続きがあって 美しい家は庭をまとっていなくてはならない。 家のインテリアは庭の連なりになるように。 と締めくくるそうですが、私は最初の一文で、目からウロコが落ちたような気分になりました。 なんとなく家のデザインなどは、絵画や彫刻などの純粋な芸術にはなり得ないように思っていましたが、それも確かに一理あると思いました。 絵画にしても彫刻にしても、家や庭に含まれて、人の気持ちを豊かにしたりするために存在するものでしょう。 それらを含めて「家」という考え方も出来るのかもしれませんね。 私たちは家を設計しますが、家の全てをデザインするものではないんですよね。 ![]() テーマは「英国の伝統とインテリアマインド」。 その中のセミナーで、ご講演いただいたガーデンデザイナーの吉谷桂子さんのお話の中に、前述のウィリアム・モリスの名言が出てきたのでした。 その後のインテリアコーディネーターフェアで、私たちインテリアコーディネータークラブ三重は、会場のディスプレイを担当しました。 ![]() 前述のウィリアム・モリスのデザインのカーテンに、英国風の家具と食器などを飾りました …といいつつ、私は何が何風かよくわかっていませんが^^; 私はこんな調子ですが、いつもお会いしているインテリアコーディネーターの皆様の、プロの仕事を初めて見たような気がします。 餅は餅屋ではありませんが、たぶん、設計の人間でこういうディスプレイをデザイン出来る人はあまりいないと思います。 もちろん、私にもとても出来ません^^; ![]() 花の模様を揃えてあるんですね。 そのことをICC三重のメンバーさんに言ったら「気付くのが遅い」と言われました^^; 建築家だけでなく、前述のガーデンデザイナーさんや、インテリアコーディネーター、家具やカーテンなどの各デザイナーさんの仕事、その他、日用品のデザインや芸術品などがあって初めて、人類に最も重要で、最も求められている芸術…すなわち「美しい家」が出来るんだなぁと思いました。 (株)宮崎建築事務所 ▲
by 3839ttsy
| 2012-02-28 21:28
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![]() 「のぼりまショカ すわりまショカ」のユーザーさんの声を聞きたかったからなのですが、図書館の設計そのもの感想も書いていただきました。 のぼりまショカ すわりまショカも、図書室も概ね好評のようでした。 施工段階で、ちょっと予算があまったので、カーテンが追加になって、思いつきで一枚一枚違う色にした、レインボーカラーのカーテンがキレイという意見も結構ありました. そこにはそんなに力を入れてないんだけどな~と思ったり^^; でも、こちらの意図を汲んで「本を読む前に座れるから便利」とか「上の本をとるときにイスを持ってこなくてもいいから便利」と書いてくれる子もいました。 やっぱり一番嬉しかったのは、「前よりもすごくよくなりました」とでっかく書いてくれた子がいたことですね。 今まで市の仕事で、学校の改修設計をしたことはありましたが、今回のようにユーザーの声を聞くことはありませんでした。 やっぱり、設計の仕事はこういうことがあったほうが楽しいですね~ ただ、「下の本棚がせり出したので通路が狭くなった」というようなお叱り(?)の言葉もあり、それはそれで、真摯に受け止めないといけないな~とも思いました^^; 愛宕小学校の先生と児童の皆様、ご協力、ありがとうございましたm(_ _)m (株)宮崎建築事務所 ▲
by 3839ttsy
| 2012-02-27 21:51
| 建築
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![]() アルミニウム(Al)55%+亜鉛(Zn)43.4%+珪素(Si)1.6%の合金めっきを施した鋼鈑。 いわゆるガルバリウム鋼鈑です。 ・・・と、やや芝居がかった紹介になりましたが^^;そこらじゅうで使われている、ごく普通の建材です。 昔使われていたのは、「トタン」と呼ばれる、亜鉛めっきのみの鋼鈑でしたが、今はほとんどこれに変わっているのではないでしょうか。 比較的、安価なのですが、建築板金屋さんは「これを貼っておけば、まず大丈夫!」と、誰もが口をそろえて言います。 トタンは結構早く錆びますが、ガルバリウム鋼鈑は、潮風が当るところでも全然錆びないそうです。 アルミが混ざっているから強いんですね。 ![]() この外壁の形状はスパンドレルといいます。 したがって、この外壁はガルバリウム鋼鈑のスパンドレルということになります。 時々「ガルバ」というと、このスパンドレルのことだと思っている方がいらっしゃるようなので、参考までm(_ _)m 鉄板の張り方はいろいろありますし、外壁にも屋根にも使われますので、使用する場合はガルバリウム鋼鈑の○○という指定が必要になります。 ちなみに、同じ外壁のガルバリウム鋼鈑張りでも、角波は安いですが、スパンドレルはちょっと高いです。 さらにいうと、これはガルバリウム鋼鈑の素地ですが、塗装を施した、カラーガルバリウム鋼鈑というものもあります。 こちらのほうがむしろ一般的ではないかと思います。 話がそれましたが、この鋼鈑はいろいろある建材のなかでも、コストパフォーマンスを含めて、かなり優秀な建材だと思います。 開発されたのは約40年前。アメリカの会社だそうです。 建築材料はある程度年数が経たないと、良し悪しがわかりませんが、もはや不動の地位を確立したと言ってもいいのではないでしょうか。 開発の時には、想像するに、合金の割合など、かなりの試行錯誤があったことでしょう。 そんな中から、これほどの傑作が生まれるなんて、ものづくりが仕事の人にとっては、大変な栄誉だなぁと思います~ (株)宮崎建築事務所 ▲
by 3839ttsy
| 2012-02-26 21:59
| 建築
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![]() インスタント焼きソバのUFOです。 だいぶ久しぶりに食べるような気がするのですが、昔とは随分変わりましたね。 久しぶりなので、要領がわからず、こんな失敗も… ![]() 主任N君が「あーっ!」と言うので何事かと思いました^^; 先にはがすと、穴から熱が逃げてしまうんですね。 言い訳するわけでないですが、昔はこんなのなかったですよね。 プラスチックのフタの角に爪が3つ付いていて、それをあけてお湯を流していたような気がします。 時代は変わりました。 次に、お湯を入れてから、再び今度は私が「あーっ!」と声を上げました。 「野菜の入ったビニール袋を開けてない!」 そしたら、N君に冷静に「野菜は下に入ってますよ」と言われました。 今は野菜がビニール袋に入ってなくて、麺の下に敷いてあるんですね。 十代の頃は、昼ごはん代を節約するために、毎日のように食べていたこともありました。 その時代には、いろいろな失敗や、試行錯誤がありました。 お湯を流しているときに、途中でふたが開いてしまって、中身が全部流れてしまった友だちがいました。 野菜はビニールを開けて、説明通りに麺の上にまぶしておくと、お湯を流すときに一緒に流れて行ってしまうので、利口な友だちは、麺の下に敷いていました。 そういうことをフィードバックして、容器のデザインも進化したというわけですね。 とはいえ、久しぶりに食べるUFOは、やっぱりあの頃の味がしました~ (株)宮崎建築事務所 ▲
by 3839ttsy
| 2012-02-25 20:00
| 意匠
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![]() まず一つには、文化遺産保存の活動などの見地からそう思うようになったところがあります。 でも、それよりも、私の今いる事務所の周辺が子どもの頃と様変わりしていて、前がどんな風だったか思い出せないことが、少し悲しいことだと思うようになったからです。 友だちと自転車で遠征して(当時の私としては)、ドジョウを捕まえに行った用水路は、今はどこへ行ったのか。 「小ブナ釣りし かの川」でなく、「ドジョウ取りし かの水路」では風情がありませんが、それも偽りなき思い出なのです(笑) そういう時、もし、少しでも昔あったものが残っていたら、懐かしく思うかもしれないと思うんですよね。 この石積みは、今、設計させていただいている住宅の擁壁です。 これを見て、私は素晴らしく理解のあるお施主さまにめぐり合えたと思いました。 建物の設計については、まだ案がまとまっていないのですが、敷地造成のほうがすでに始まっていて、今日、現場に行ったら、こういう風になっていました。 擁壁に石積みを提案したのは私ですが、私が不勉強なせいもあって^^;どういう石を使うかまでは曖昧な状態でした。 ![]() そして、それだけでなく、隣の敷地に使われていたものも譲り受けて、使っているのだそうです。 これぞまさにリサイクルであり、地産地消であり、C02削減(運搬や製造による)であり、しかも土地の記憶を残すことだと思います。 あ、石なので、地消かどうかはわかりませんね^^; 初めは石積みすることを提案しつつも、実際に採用していただけるかどうかは、五分五分ぐらいだと思っていました。 なぜ、石積みを提案したかと言うことについては、この周辺の景観が、石積みによって形成されていると思ったからです。 でも、これは提案以上の結果でした。 これから、建物を作っていくことになりますが、必ず素晴らしい建物が出来ると確信した瞬間でした。 (株)宮崎建築事務所 ▲
by 3839ttsy
| 2012-02-24 22:32
| 建築
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![]() 結局、ここに納まりました。 去年、トイレなどの改修設計をさせていただいた、焼肉たらふくさんです。 「好きなように使ってください」と言って渡してきたのですが、まさかこんな使い方をするとは! ランマ用なので、横長になっているのですが、縦に使うことは思いつきませんでした。 固定観念ですね^^; ちなみに、ランマを取り付けてある2本の金属製の棒は、単管という仮設の部材です。 テーブルを仕切るために、この単管で骨組みを設計したのですが、実はこんな風に2本並ぶように設計したわけではありませんでした。 左の柱の上にエアコンがあって、天井まで立てられなかったので、工事業者さんが、右の一本を追加してくれたのでした^^; そして、その2本の間に、このランマ彫刻がピタリと納まったというわけです。 ということなので、このデザインは全く偶然の産物です。 でも、考えてみると、多くのデザインというのは、一人の頭の中だけで出来ているものではないんですよね。 伝統的なデザインにしても、いろいろな経緯、変遷があって、現在の形に納まっている。 どうやって思いついたかわからないような、突拍子もないデザインであっても、実は必然と思えるドラマがあるかもしれません。 そう考えると、これはデザインが生まれる過程の縮図かもしれないな~と思ったり。 というわけで、こうしてめでたく、新しいランマ彫刻の利用方法があみだされたのでした~(違) (株)宮崎建築事務所 ▲
by 3839ttsy
| 2012-02-23 16:22
| 意匠
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![]() 年度末になると、ドサッ!っとやってくるのが、この業務です。 …といっても、入札なのでまだわかりませんが^^; 指名されしている設計事務所の数と、業務の数を見比べると、何件かはさせていただけるかなと… 特殊建築物の定期点検とは、毎年実施される学校などの建物の点検のことで、人間で言うと定期健診のようなものです。 以前は、官公庁の建物は免除されていたのですが、5年ぐらい前から「官公庁もしなきゃダメ!」という法律が出来て、それ以来、市、県の建物を全て点検することになりました。 我々、設計事務所としては、結構なボリュームの仕事になっています。 ただ、この鈴鹿市の定期点検、別に早くやっても何も問題ないはずなのですが、どういうわけか年度末ギリギリに、工期のない状態で出てきます。 それで、毎年だいたい、花粉の飛ぶ3月ぐらいに毎年、小学校とか中学校に点検に行っています。 私は花粉症ではないのですが、主任N君が重度の花粉症で、外にいるとかなり辛いようです^^; いつもマスクを二重にして、点検をしてくれています。 天気が良くて暖かいと花粉が飛びますが、寒くなって雪が降ったりすることもあって、いずれにしても辛い業務です。 この点検をするようになって気がつきましたが、学校などの鉄筋コンクリート造の大きい建物は、南側と北側で天国と地獄ほども環境が違います。 北側にいると、鈴鹿名物の鈴鹿おろしにさらされて、日も当らず、30分もすると芯から凍り付いてしまう感じです。 その地獄のような北側から、南側へ回ると、風はなく日がポカポカして、天国のようです。 また、建物の内部でも北側の廊下と、南側の教室では寒さが全然違います。 教室の中は夕方ぐらいになると、コンクリートが暖められているので、かなり暖かくなるようです。 これをダイレクトゲインと言うのですが、その説明は長くなるので割愛^^; ともあれ、こんな風に、定期点検でもいろいろと勉強になることが多く、設計にも役立ったりしています。 とはいえ、もうちょっと陽気のいい、秋ぐらいに出来るといいのになぁと思ったり…^^; (株)宮崎建築事務所 ▲
by 3839ttsy
| 2012-02-22 20:01
| 建築
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![]() 建築家、磯崎新さんの「建築の解体」です。 ちっとも進みません^^; 書いてあることが難しいということもあるのですが、どうも苦手なのが注釈というやつです。 建築関係の本は、よく注釈を使うんですよね。 つまり、本文にある言葉の意味を、別のところで説明するという方式です。 頭が単純なので、出来れば本文を一直線に読み進みたいところなのですが、注釈が出てくるとあっちこっち読まないといけないので、途中で何の話だったかわからなくなってくるのです^^; これは、昨日の日記の建築基準法も同じで、あっちのページへ飛ばされ、こっちのページに飛ばされしながら読んでいると「はて、何を調べていたんだっけ?」という風になってしまいます。 多くの建築関係の本の構成が、そういう風になっているのも、もしかすると建築基準法の影響かもしれないですね。 でも、注釈付の本を苦労しながら読破すると、なんとなく賢くなったような気がします。 だから、いつも時間がかかるのですが、時々、こういう本に挑戦したくなります。 とはいえ、いつになったら読み終わることやら…^^; あ、ところで、私もこの日記で、過去の日記にリンクを貼ったりしてますが、もしかして読みにくいでしょうか…? (株)宮崎建築事務所 ▲
by 3839ttsy
| 2012-02-21 22:51
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![]() 1月号は前に書いたように萌え系マンガのヒロインが表紙だったのですが、今年はどうもマンガ路線で行くのでしょうか? 2月号の表紙は手塚治虫さんのブラックジャック。 3月号はご存知、ルパン三世でした… …というか、それも気になるところですが、それ以上に、厚みが気になります。 いつもと違って、辞典のように、ものすごく厚いです。 なんで、こんなに厚いのでしょうか!? ![]() いつもの建築知識の冊子と、もう一冊、厚い本がついています。 そして、その外側のカバー(?)が、はがせる接着剤のようなものでくっついていて、引っ張ると外れるようになっていました。 こういう装丁は初めて見ました。変わってますね。 最近、建築知識の編集部では、読者の意表をつくのがマイブームなのでしょうか? ![]() 建築基準法や、都市計画法、建築士法をはじめ、消防法やその他の関係条例が一つになった法令集です。 建築知識は、時々、ポケット法令集みたいなオマケがつくことがありましたが、これは本格的です。 私の持っている法令集が、だいぶ古くなってきたので、これを使うことにしました。 法律と言うのは、少しでも読んだことがある人ならご存知でしょうが、「専門家にしか意味がわからないようになっている」と言われるほど、読みにくくて難解です。 我々、建築士も、専門家ではありますが、実のところ、そのままではなかなか意味がわからないので^^;それぞれカスタマイズした法令集を持っています。 建築士試験の時に、会場に持ち込む法令集に、インデックスを貼ったり、アンダーラインを引いたりします。 夜な夜なその作業をして、何週間もかかったりするのですが、それがあって初めて、条文の意味がわかるというわけです^^; その戦友とも言うべき法令集が、試験が終っても、実務で活躍します。 ![]() 私のが上のオレンジの本で、下の2冊が主任N君と、Oさんの法令集です。 今日、初めて気が付いたのですが、2人は同じ法令集でした。 これは、某資格学校の出版しているものですが、本屋さんにも売っています。 私のはそのライバル校が出版しているものです。 う~ん、なんだか仲間はずれ? それは別にいいとしても、実は、一つ大きな問題があります。 それは、私が受験した年のものなので、2000年度版なのです。 だいぶ法律も変わっているし、さすがに古いですよね^^; それで、この際、新しい法令集に乗り換えようかと思ったわけです。 早速これにインデックスを貼ったり、アンダーラインを引いたり… …しないかな^^; (株)宮崎建築事務所 ▲
by 3839ttsy
| 2012-02-20 21:35
| 建築
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