建築・企画・設計・監理
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日曜日、わざわざ京都までアーツ・アンド・クラフツ展を見に行ったのですが、リサーチ不足でした。 会場の京都国立近代美術館に行くと、何やら閑散としていてます。 受付の人に聞いてみると、アーツ・アンド・クラフツ展は先週までで終わっていました。 自分のあわてモノ具合には、ほとほとあきれ返るばかりです。 仕方がないので、常設展などを見ましたが、心ここにあらず。 何を見たのか、思い出そうとしても、さっぱり思い出せません^^; その後、いろいろ神社などを回り、紅葉などを見るともなく見、夕方ごろ烏丸三条辺りを歩いていたら、京都伝統工芸館という建物がありました。 なんとなく気になって、ふと看板を見ると「卒業設計日本一展2008」と書いてあるではありませんか。 これを見ない手はありません。 捨てる神あれば拾う神ありです(捨てる神というより、単なる自業自得とも言いますが^^;)。 卒業設計の展示は何度か見たことがありますが、日本一ともなるとちょっと次元が違う感じですね。 テレビの撮影も来ていて、受賞者にインタビューしていました。 最近、建築雑誌でも「カワイイ建築」というのがブームのような感じになっているのですが、その流れを汲んでか、イメージ図などもちょっとメルヘンチックなものが多いです。 展示されていた作品は、設計図というより、美しい絵本か画集のような感じでした。 日本一になった作品は、幼稚園だったので、まさに子ども向けの絵本そのもののようでした。 傾斜地にトンネル状に建てられる幼稚園で、なんとなく映画「ロード・オブ・ザ・リング」に出てくる、ホビットの家に少し似ていると思いました。 もし、本当にこういう幼稚園があって、私に子どもがいたら(いないけど)入園させてあげたいと思いますね。 卒業設計というと、実現することはない架空の建築ですが、本当に「あったらいいな」と思うようなものがやっぱり優秀な作品なんでしょうね。 それにしても、これだけの作品を作るのに、一体どれだけの時間がかかったのでしょうか。 気が遠くなりそう~ (有)宮崎建築事務所
by 3839ttsy
| 2008-11-18 09:21
| 建築
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