建築・企画・設計・監理
(株)宮崎建築事務所 〒510-0242 鈴鹿市白子本町5-29 TEL:059-368-3330 宮崎達也 HP:http://miyazaki-archi.nobushi.jp/ mail:3839ttsy@gmail.com カテゴリ
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3,4日と三重県建築士会鈴鹿支部の研修旅行でした。 行き先は金沢と能登半島の輪島です。 金沢では以前にも行ったことがある、金沢21世紀美術館に行きました。 周囲には縄が張ってあり、そこに朝顔と思われる、蔓系の植物が絡まっていました。 ここは外壁が全てガラスになっているので、日よけのためもあったのでしょうか。 21世紀の建物に、昔ながらの知恵を使った面白い試みですね。 そのあともう1ヵ所、安藤忠雄さんの建物を見に行きました。 でも感想は省略 そして、輪島のホテルにチェックイン。 輪島は漆塗りが盛んな街として有名ですが、今は、能登半島沖地震の被害を受けた土地としても記憶に新しい街です。 「がんばっています能登半島」をスローガンに、災害復興に努めており、観光客も結構多いです。 夕食をのあと、その店の人に教えてもらって、かつて、上杉謙信の軍勢を、そのおどろおどろしい風貌と舞い(?)で退けたといわれる、御陣乗太鼓を見ることが出来ました。 真っ黒い仕上げの暗い部屋に、舞台があり、そこに繰り広げられる、太鼓の演奏と、恐ろしい面をつけた人の踊りを見ていると、なんとも怪しい気分になります。 偶然でしたが、いいものが見られました。 翌日は、災害復興のNPO活動をされている方のお話を聞き、地震の被害を受けた土蔵の修復の現場を見せていただきました。 面白いと思ったのは、土塗壁でなく、日干し煉瓦を積んで、壁の改修をしているところがあったことです。 日干し煉瓦というのは、今でも中東あたりの民家などで使われているようですが、現物を見たのは初めてでした。 本当は、しっくいの下地として積んでいたそうなのですが、所有者の方がそのまま仕上として見せたいとおっしゃったそうです。 日本人が好きなワビた感じというか、面白い仕上になりそうですね。 いろいろな建物を案内していただいて驚いたのは、なにげなく床や壁、柱や梁に塗ってあるのが、実はなんと漆であるということです。 すごくイイですが、私の地元あたりでは到底マネが出来ないでしょうね。 ここまでやったら、いったいいくらになることやら。 さすがは漆の街、輪島ですね。 現地を案内してくださった建築士会の方の話では、「皮膚が弱い人は、輪島駅に付いた瞬間に体がかゆくなる(漆でかぶれて)」という笑い話もあるということでした。 そのあとは、朝市に行きちょっと買い物し、名残を惜しみつつ輪島を後にしました。 今回は時間があまりなかったので、またゆっくりと行ってたいですね~ (有)宮崎建築事務所
by 3839ttsy
| 2007-11-05 19:00
| 建築
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Comments(2)
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ヒロポン
at 2007-11-14 19:24
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おおおお、とある作業中に、こちらにお邪魔してしまいました.先日の能登・輪島ツアーはお疲れ様でした。ワタクシなんぞは、ひたすら呑んだくれておりまして、幹事さんはじめ、皆様には多大なご迷惑?をおかけしておりました。すいません・・・。
ブログを拝見しました。素敵な趣味の引出しをたくさんお持ちですね。また、ゆっくり話をしたいですね。 サノでした。
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3839ttsy at 2007-11-14 20:30
ヒロポンさんコメントありがとうございます。
知っている人に見つかると、なんだかこっぱずかしいですね^^; 初めて参加させていただきましたが、旅行楽しかったです。 またお話できる機会を楽しみにしてます~
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