建築・企画・設計・監理
(株)宮崎建築事務所 〒510-0242 鈴鹿市白子本町5-29 TEL:059-368-3330 宮崎達也 HP:http://miyazaki-archi.nobushi.jp/ mail:3839ttsy@gmail.com カテゴリ
全体 建築 プライベート 意匠 東日本大震災 Blanc-Co 尾崎100年学舎 足りない活字のためのことば展 戦争遺跡保存 劇団もしょこむ mori-to-tetsu 釜石大観音仲見世リノベーションPJ co-ba kamaishi 白血病からの復活(闘病日記) まちづくり アンビルト みちのく潮風トレイル 未分類 以前の記事
2026年 02月 2026年 01月 2025年 12月 2025年 11月 2025年 06月 2025年 02月 2024年 12月 2024年 11月 2024年 10月 2024年 07月 more... 最新のコメント
|
ETICさんは、釜石で地域おこし協力隊の制度をつかったローカルベンチャーのプログラムを提供している団体です。 ローカルベンチャーは全国の自治体で実施されています。 これまでボランティアなどで、輪島市門前町、羽咋市などに行きましたが、今回は能登町。 今までより、だいぶ能登半島の奥地まで入った感じであり、また半島の東側に行ったのも初めてでした。 最奥というか、半島最先端の珠洲市にもあと数十キロという地点でした。 作業は農地の復旧作業や、稲刈りでした。 1日目の派遣先の農家さんの田んぼは、山間部の棚田のようになっていて、そこを稲の高さをはるかに超える水が流れたそうです。 なんと1時間に100ミリの雨が降ったそうで、想像しただけで恐ろしい… 収穫直前で稲が倒れてしまい、稲刈り機は使えないし、地震も含めた復旧作業に追われていて、また手で刈るのも人手不足もあって、間に合わない状態でした。 知らなかったのですが、稲は倒れて水につかると、芽が出てしまうんですね。 芽が出ると、おいしくないので、出荷が出来なくなります。 作業は倒れている稲を手で刈って、芽が出ていないものだけを選別するという内容でした。 場所によっては、ほとんど芽が出てダメになっていて、たかだか数時間のボランティアでも、気持ちが沈んできます。 農家さんの心痛は想像を絶するものです。 現地のコーディネーターさんのお話では、やはり農家をやめることを考えている人も多く、今が重要なタイミングだということでした。 正直言って、ボランティアが1日やそこら来ただけでは、実質的に助けになりません。 でも、人が来てくれることが、再起への活力になるということでした お昼をごちそうになってしまい、かえって申し訳ないようなところもありました。 もちろん、弁当は持参で行きましたが「持ってきた弁当は、ここに用意したものを全部食べて、足りなければ食べてください」と(冗談ぽく)言われましたので、ありがたくいただきました。 ちなみに、その地域には「よばれ」という、近所の大勢の人に食べ物をふるまう文化があるそうです。 2日目は別の農家さんに行きましたが、そちらも稲刈り作業などをお手伝いしました。 そちらでも、いちごをいただいたり、近くの観光スポットのようなところを案内いただいたりして、歓待を受けてしまいました。 ETICさんのプログラムは、宿泊や食事などもこまかく配慮されていて、ボランティアが初めての人でも、参加しやすくなっていました。 スタッフさんが張り付きでいて、一緒に作業するというのも、一般的なボラセンではあまりないことかも。 ちなみに、誰かに会えるかなと思って行ってみたら、スタッフさんの一人は、以前、大槌で活動していたIさんでした。 いずみさんは、釜石大観音仲見世のイベントをお手伝いいただいたこともある方で、久しぶりに再会できてよかったです! ところで、ボランティアは楽しんではいけないとか、完全なる自己完結型でないといけないという声もありますが、そんな厳しい条件だと来る人が少なくなってしまいます。 復興初期はともかくとして、長い目で見て力となるのは、移住者や、関係人口だとすると、分母を増やすことは重要だと思います。 人と出会う、行ったことのない地域を見る、現地の人と話す、いずれも単なる観光では難しいことです。 というわけで、ETICさんのボランティアとてもいいなと思いました。 さて、最後におまけのエピソードを。 車でボランティアに行く人には、高速道路が無料になる制度があります。 その証明をもらうために能登町役場にいったのですが、どの窓口にいけばいいかわからず、ウロウロしていました。 すると、職員さんに話しかけている、私と同年代ぐらいの男性がいて聞いていると、どうやら同じ目的のようでした。 それで便乗して、窓口を教えてもらいました。 その男性は、熊本から来たとのこと。 熊本地震の際に、多くの人に助けてもらったので、能登で支援活動をされているということでした。 こういう話を聞けるのも、ボランティアのいいところですね。
by 3839ttsy
| 2024-10-14 11:41
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||