建築・企画・設計・監理
(株)宮崎建築事務所 〒510-0242 鈴鹿市白子本町5-29 TEL:059-368-3330 宮崎達也 HP:http://miyazaki-archi.nobushi.jp/ mail:3839ttsy@gmail.com カテゴリ
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栄の地下にある、日産名古屋ギャラリーで、「アメニオ」と「フォーリア」という車を見ました。 車にはあまり詳しくないので良く知らないのですが、たぶん開発中の車種でしょうか。柵がしてあって触れないようになっていました。そしてなにやらちょっとフツーではないオーラを発してもいます。 上の写真がミニバンのアメニオで、その下の2枚の写真がスポーツカーのフォーリアです。 2台とも、前後のドアを開けたときに、あるべきものがないことに気が付きます。 木造の住宅の設計打合せのとき、施主に「この柱をとってほしい」とか、「この壁をとってほしい」と言われ、設計者が困ってしまう、という話はよく聞きます。 実際、私自身も、それに近い要望を聞いたことがあります。 前にも書いたことはあるんですが、新工法、新技術を使えば、対応出来ないこともないでしょう。しかし、コストや技術力の問題で、難しい場合もありますし、合法というだけで、耐震性が実際、どれぐらいあるかということは、まだまだわからないところが多いのではないかと思います。 信頼性という面では、軸組在来工法、つまり筋違いなどの耐震壁による工法のほうが高いのではないかと、(あくまで個人的に)考えています。 かといって、新工法に否定的であるわけではなく、ニーズに合せて新しい工法が生まれてくるのは、歓迎すべきことであり、また当然のことであると思います。 ユーザーの望むものを提供したいと思うのは、ビルダー側としての基本的な心理ですから。 車についても、現在の木造建築における「在来工法」のようなものがあると考えられます。 今までの車を見ている限りでは、車の前座席のドアと、後ろ座席のドアの間には、強度上、フレームが必要なのだろうと思います。 少なくとも私は、こういう車は今まで見たことがありません。 しかし、こうしてみると、そのフレームがないだけで、とても広々として、使いやすそうです。こういう車が、普通の車なみの価格で販売され、安全性も遜色ないなら、素晴らしいと思います。 欲しいですね~ (有)宮崎建築事務所
by 3839ttsy
| 2006-02-21 00:26
| 意匠
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Comments(4)
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taketombow at 2006-02-22 01:14
私家は,阪神大震災の1年前に増改築しました。下のLDKを広くすることと,2階の一部に建て増しをすることでした。広くするためには1階の柱が邪魔なので,工務店に相談したら意外にも「できますよ」との返事,おかげで1階に広いLDKが出現しました。
ところが,それ以来我が家は「非常に感度のよい地震計」と化しました。 ちょっと風が吹いても,家の前を車が通っても「ユサ,ユサ」と揺れます。おまけに家に歪みができたらしく,あちらこちらの戸がきちんと閉まらなくなりました。 余りにも心配なので,昨年,別の工務店にお願いして,耐震補強工事をする羽目となりました。 やはり,1階の柱2本を抜くのは,ちょっとやりすぎだったようです。
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3839ttsy at 2006-02-22 13:21
当時は、学生だったので知っているわけではありませんが、おそらく、今と比べると、地震に対する認識が少し甘い時代ではなかったかと思います。
阪神大震災以後、そして、東海・東南海・南海地震への危機感が募る昨今、地震に関する研究も進みました。 また、例の耐震強度偽装問題で、さらにチェック体制などが強化されつつある最中でもあります。 そんな中、建築関係の技術者の間でも、耐震に関する認識が随分変わったと思います。 今では、そういうことはしないのではないかと思います。 むしろ、柱や壁を増設したいくらいでしょう。 でも、広いリビングがいいんですよね~やっぱり。
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h-yama
at 2006-03-04 09:06
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はじめておじゃまします。
さすが○○士らしくいいデザインで見やすいですね! 内容も興味深々です。 なんかえらそうに講評してしまいました・・・先生どのに・・・ これからもちょくちょくチェックさせていただきます。
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3839ttsy at 2006-03-05 14:08
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