建築・企画・設計・監理
(株)宮崎建築事務所 〒510-0242 鈴鹿市白子本町5-29 TEL:059-368-3330 宮崎達也 HP:http://miyazaki-archi.nobushi.jp/ mail:3839ttsy@gmail.com カテゴリ
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今日は既存住宅状況調査技術者講習でした。 会場は三重県教育文化会館。 数年前から、なにやらそのような制度ができたような話は聞いたことがありましたが、具体的にどういうものなのかよくわかりませんでした。 5月の建築士会の会報に、その講習会の案内が入っていて「これは受けたほうがよさそう」と思い、日時を見たところ、ちょうどBlanc-Coのイベントの前日で、受講できそうなので、申し込みました。 これまで、中古住宅は不動産取引の市場にあまり出回っておらず、制度もちゃんと整備されていない感じでした。 というのも、日本では中古住宅の購入を求める人が非常に少なく、新築を求める人がほとんどだった。 また何十年か住むと、資産価値がなくなってしまうという、さまざまなシステム上の問題もありました。 しかし、最近、中古住宅があまっている状況と、新築住宅でなくてもよいという人が増えたため、中古住宅の市場に動きが出るようになるだろうと予想されているようです。 私の実感としても、中古住宅(古民家)のリノベーションをする人が増えているし、自分自身も空家活用のための活動を、鈴鹿と、釜石で行っています。 そのために、トラブルなどを事前に防止する目的などもあって、建物の瑕疵にあたる部分、すなわち構造と、雨漏れについて、調査をする仕組みを新たに国土交通省が作ったというわけです。 さらに、来年の4月から不動産取引に関して、既存住宅状況調査に関する説明が義務付けられるということで、その業務が出来る人間を養成する必要が出てきたということのようです。 たとえば、不動産取引の重要事項説明の際に、既存住宅状況調査をしているか、していないかなどを説明しなければならなくなるということです。 そして既存住宅状況調査技術者は、建築士でないとなることが出来ないということでした。 新築がなくなっていくことによって、仕事もなくなっていく建築士にとって、大変ありがたい話ですが、果たしてそのような業務が、実際にあるかどうかは、まだ未知数ですね~^^; 講習は9時50分から修了考査も含めて、17時半までみっちりあって、最近受けた講習の中では、久しぶりになかなかのボリュームでした。 もし修了考査に合格すれば、晴れて既存住宅状況調査技術者になれます。 受かってますように~
by 3839ttsy
| 2017-07-12 20:21
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