建築・企画・設計・監理
(株)宮崎建築事務所 〒510-0242 鈴鹿市白子本町5-29 TEL:059-368-3330 宮崎達也 HP:http://miyazaki-archi.nobushi.jp/ mail:3839ttsy@gmail.com カテゴリ
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いきなりトイレの写真で申し訳ありません。 尾崎半島のトレッキングコースは、神社や遺跡があり、自然、景観ともに素晴らしく、それほどアップダウンがきつくなくて、初心者にもおすすめなのですが、一つだけ難点があります。 それは、往復5時間ほどの行程にトイレがないこと。 中間地点にある青出浜には、もともとちゃんとしたトイレがあったのですが、津波で壊れてしまって水が流れなくなり、使用不能になっています。 我々(仮称)尾崎半島トレッキングコース整備チームにとって、そのことが最大の懸案事項でした。 私は仕事柄、トイレの設計ももちろんするわけですが、車が入ることが出来ず、電気も水道もないところにトイレを作るのが、仕事ではまずありえないことで、とてつもなく難しいことのように思えました。 しかし、もっと柔軟な発想の人はいるものですね。 今回メンバーの久保くん(前回まではKさんでしたが、今回から実名OKの許可をいただきました)が、簡易携帯トイレを持ってきてくれました。 本体は段ボールで、プラスチックの便座をつけ、吸水凝固体を底に入れて、使用するようになっていました。 初めて見たのですが、なるほど簡易的ではありますが、十分な機能を備えているようですね。 目からウロコです。 震災直後は、こういった簡易携帯トイレを使用した方も多いのかもしれないですね。 それを既存のトイレに設置しました。 なるほど、それでいいわけですね。 なんというか、自分の頭の固さのようなものを感じてしまいました^^; しかしながら、毎回用意するのも大変だし、当然、ガイドツアーで訪れた方、以外の方には持参していただくことになります。 やはり、トイレの設置は急務ですね。 それには、設置のための資金なども必要になってきますが。 また、当面、簡易携帯トイレで対応するしかありませんが、男性メンバーしかいない我々のグループでは、内容が内容だけに、いろいろと気詰まりなところもあります。 やはり、出来れば女性の参加者の方には、女性がケアするのがいいのではないかと思われます。 合わせて女性メンバーの入会も望まれるところです~(笑) なお、タイトルは当所の本棚にある「やんごとなき姫君たちのトイレ」という本からの引用でした(読んだことはありませんが^^;)。 幸せのデザイン (株)宮崎建築事務所
by 3839ttsy
| 2015-01-26 22:52
| 尾崎100年学舎
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