建築・企画・設計・監理
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鉄骨がだいぶ出来てきて、形が見えてきました。 今日は施工業者さんとの定例会議でした。 先日の日記 に書いた懸案事項は、どうやら解決の方向に向かいそうです。 どのような内容かは、出来てからご報告したいと思いますが、ちょっとチャレンジングな試みでした。 もしかしたらどこかにあるかもしれませんが、私自身はまだ見たことがない表現、デザインです。 従って、前例がありませんでした。 塗装業者さんに検討していただいたところ、うまくいかないということで、別の提案がなされていたのですが、私の考えと全く違っていました。 端的に言うと、私は素材感を活かした塗装を考えていたのですが、塗装業者さんは素材感ではなく、色だけを重視しているような感じでした。 毎週行われる定例で、数週間にわたり、同じやりとりをしていたのですが、いよいよ材料を発注するために、決定しなければならなくなり、塗料メーカーさんの回答としては、どうしても「不可」とのことでした。 ちょっと納得がいかなかったので、私自身、他のメーカーさんに聞いてみたりもしたのですが、やはり同様の回答でした。 インテリアコーディネーター三重の、2年前の講演会(過去の日記 )で、講師として来ていただいた、和紙作家の堀木エリ子さんの自伝です。 堀木エリ子さんは、和紙という伝統的な材料の、新たな可能性を切り開き、模様のついた大きな和紙を作って、建築材料として使うということを始めた人です。 巨大和紙、立体和紙作品など、次々と常識を覆すような作品を作ってらっしゃるのですが、なぜそんなことが出来るのか? 「できるかできないかで悩まず、できる前提でしか考えない」からなのだそうです。 それで私も「できる」という前提で、もう一度考えてみようと思ったのでした。 …まぁ難易度のレベルはだいぶ違うと思いますが^^; そう考えると不思議なもので、新しいアイデアが浮かびました。 先週の定例会議で、その方法の話をしたのですが、今日になって、どうやらうまく行きそうだという回答を頂き、さらに、材料の発注もギリギリ間に合ったそうです。 実はこの本、今年のインテリアコーディネーター三重の講演会の後に頂いたのですが、本来はもっと早く手に入るはずのものでした。 なぜなら、2年前の講演会の時に、役員に対して頂いたものだからです。 岩手に住むようになって、ほとんど参加できなくなったので、頂くタイミングがなかったんですね。 でも、2年前でなく、今年手に入ったがために、このタイミングで読むことになったということを考えると、なんだか不思議なめぐり合わせだったなと思います。
by 3839ttsy
| 2014-04-02 22:40
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