建築・企画・設計・監理
(株)宮崎建築事務所 〒510-0242 鈴鹿市白子本町5-29 TEL:059-368-3330 宮崎達也 HP:http://miyazaki-archi.nobushi.jp/ mail:3839ttsy@gmail.com カテゴリ
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釜石を出発したのは午前6時ごろ。 昨日の夕方から積もり始めた雪が、夜半には15cmぐらい積もっていました。 そのまま雪が降り続けたようで、朝起きて荷造りして出発しようとすると、写真のような状態。 心配していたのは、飛行機が欠航になるのではないかということだったのですが、それ以前に、重大な問題があることに、この時点では気付いていませんでした。 まず、車のエンジンをかけようとして、運転席のドアを開けようとしたら、積もった雪が当たって、ドアが開きません。 車の上の雪を下す道具で、雪をどけてどうにか入れる程度に雪をどけました。 バックしてさらに数メートル進むも、またタイヤが空回りして、今度はバックも出来なくなりました。 ここで、初めて後悔しましたが、この車、四駆のように見せかけていますが、実はFFだったのでした。 車を買う時、四駆と二駆で10万円以上違ったので、ケチってニ駆にしてしまったのでした。 昨日の日記に書いた通り、9年近く乗っているのですが、困ったことはありませんでした。 あと1ヶ月足らずで買い替えという時になって後悔するとは皮肉なものです。 ちなみに、注文してあるN-ONEは四駆です。 この時点で「これは雪かきというものをしないといけないのでは?」と気が付き始めました。 飛行機の時間に間に合うか!?と思いました。 去年、アパートの食堂付近で雪かきのための道具を見た記憶があったので、探しに行ったのですが、どこを探してもありません。 だんだんと気持ちが焦ってきて、車の雪を下ろす道具でするしかないと思ったのですが、いかにも非力で、とても太刀打ち出来そうもありません。 とりあえず、今タイヤが埋まっているところの雪だけでもどけて、何度か自走を試してみました。 すると、3回目ぐらいにようやく前進。 その後は、何度かバックと前進を繰り返しつつも、そのままなんとか駐車場から出ることが出来ました。 道路に出たところで気付いたのですが、道路に出ればいいというものではなく、裏通りのあたりまでは除雪車も来ないんですね。 道路も駐車場と同じような状態でした。 しかし、その前にトラックが通った形跡があり、轍をたどることで、なんとか国道まで出ることが出来ました。 国道に出れば、除雪されているので、もう心配ありませんでした。 先程、N-ONEは四駆で、乗り替えていたほうが良かったようなことを書きましたが、車高が低いとそもそもダメだったと思うので、やっぱりエクストレイルで良かったですね。 最後に活躍してくれました。 ありがとう、愛車エクストレイル! それにしても、雪が積もって車が駐車場から出られなくなるということを、考えたこともありませんでした。 雪国ではそういうこともあるんですね。 といっても、釜石は雪国ではなく、あまり雪が積もらないそうなので、たぶん、これほど積もるのは珍しいのだろうと思います。 東京でも何十年ぶりに20cm以上積もったというので、そういう現象なのでしょう。 若干、脱出に手間取ったものの、概ね予定通りの時間に出発し、遠野あたりは釜石ほど積雪も多くなく(普通は逆なのですが)、雪も降っていなくて安心しかけたのですが、花巻空港に近づくとまた雪が降り始め、花巻空港周辺はほとんど吹雪でした。 雪で視界が悪いと、こちらに到着する飛行機が着陸できなくなり、帰って行ってしまうんですね。 それが飛行機の恐ろしいところ。 今、上空で旋回して、視界が開けたら、着陸するということでした。 ロビーでは「輝く五月の草原を~」と始まる、松任谷由美さんの岩手ご当地ソング「緑の町に降り立って」が流れていましたが、とてもそういう雰囲気ではありませんでした。 しばらく不安に待っていましたが、天候がやや改善したのか、少し遅れたものの名古屋からの便が無事着陸。 かくして、無事、鈴鹿に戻ってくることが出来たのでした。 午後2時から、住宅の耐震補強の契約にうかがう予定だったので、間に合ってよかったです。 最後に、後で気付きましたが、駐車場の雪かきは、誰かがしなければならないことなのに、しないで出てきてしまいました。 ツイッターやフェイスブックで、雪かきの話題が出ていて「はっ!」と気付きました。 こういったことは未経験で、そういう意識がありませんでした。 アパートの他の住民の方々には、ご迷惑をおかけしました。 次の機会までに道具をそろえ、次回は必ず雪かきさせていただきますm(_ _)m
by 3839ttsy
| 2014-02-09 19:02
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