建築・企画・設計・監理
(株)宮崎建築事務所 〒510-0242 鈴鹿市白子本町5-29 TEL:059-368-3330 宮崎達也 HP:http://miyazaki-archi.nobushi.jp/ mail:3839ttsy@gmail.com カテゴリ
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今日のボランティアは、仮設住宅から災害公営住宅の引っ越しが、雨で中止になり、住人が引っ越して空いている仮設住宅の清掃作業でした。 以前、同様の作業を行ったときに、仮設住宅内部の様子を掲載したことがありましたが(過去の日記)、今回は趣向を変えて、仮設住宅のカスタマイズの様子をお伝えします。 前回とほぼ同じ仕様の仮設住宅でしたが、こちらに住んでおられた方は、DIYがお好きなのか、いろいろなカスタマイズをされていました。 まずは、棚。 仮設住宅は普通の住宅より狭く、収納も不足しがちです。 しかし、一般的に狭い部屋であっても、意外に広い空間があるのが、昨日の日記の池ノ谷さんもおっしゃってましたが「上のほう」なんですね。 床や壁の下のほうは、物や家具で一杯になってしまうのですが、壁の上のほうは空いているものです。 そこに棚をつけると、結構、物が置けるんですよね。 こちらに住んでいた方は、それをご存じだったようです。 各部屋のドアの上ぐらいの高さに、棚がDIYで取りつけてありました。 さらに、服がかけられるようにハンガーパイプがついている棚も。 これは、なかなか便利かもしれないですね! また、このタイプの仮設は、壁の仕上げの関係から、ちょっと殺風景になりがちなのですが、キッチンにモザイクタイル調のシート(?)を貼って、雰囲気を明るくされていました。 さらによく見ると、こんなところにも工夫が。 照明器具のスイッチヒモが、毛糸のようなものでデコレートされていました。 お風呂のシャワーヘッドも、ピンクの半透明でオシャレです。 水が止めてあるのでわかりませんでしたが、水流がいろいろと選べるようなものではないかと思います。 仮設ではありますが、住居というのは、こうして快適にしたり、自ら愛着を持てるようにするものなのだと思いました。 話は少しそれますが、良い建物の条件として、私が最近、重要だと思っているのは、掃除や手入れが行きとどいていることです。 極端に言えば、建物の良し悪しは、新しさや間取り、デザインなどよりも、掃除や手入れをどれだけしているかで決まるのではないかと、思うこともあります。 (そうなると、設計はどうでもいいのかということになってしまいそうですが^^;) こちらのお家は、我々が掃除する必要が全くないほど、綺麗にしてありました。 幸せのデザイン (株)宮崎建築事務所
by 3839ttsy
| 2013-11-10 18:31
| 東日本大震災
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