建築・企画・設計・監理
(株)宮崎建築事務所 〒510-0242 鈴鹿市白子本町5-29 TEL:059-368-3330 宮崎達也 HP:http://miyazaki-archi.nobushi.jp/ mail:3839ttsy@gmail.com カテゴリ
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先日紹介した、新・遠野物語と最近買った3・11その時私は(第一集)に共通して書かれていたことがあります。 それは災害が起こった時に、病院が重要な役割を果たすということ。 新・遠野物語に登場する、陸前高田市の語り部、釘子明さんは病院が高台にあることが重要だと語っています。 釜石や大船渡では大きな国立病院などが高台にあって、震災後重要な役割を果たし続けたそうです。 一方、「3・11その時私は」のほうの体験期を読むと、陸前高田市では県立病院が4階建の4階まで浸水しています。 病人や医師、看護師は、屋上へ避難し、極寒の中、屋上で一晩をあかし、翌日ヘリコプターで救助されたそうです。 健康な人ならまだしも、入院中の高齢者の方などが、濡れたまま屋上で一晩過ごすなんて、あまりに過酷な事態です。 病院が被災しないことが重要ということは、気がつきませんでした。 それらを読んで、三重県の病院はどうだったか考えると、三重大学病院が海のすぐそばにあることを思い出しました。 しかも、最近、建て替え工事が終わったばかりです。 津市に陸前高田市ほどの大津波が襲うことは考えにくいかもしれませんが、例えば1階の天井あたりまで浸水した時に、機能が停止しないような対策がしてあるのか気になりました。 新・遠野物語の中で、釘子さんは「みなさんの町は災害に強い町になっていますか?」と問いかけますが、三重県はまだまだ改善の余地があるのではないかと感じました。 (株)宮崎建築事務所
by 3839ttsy
| 2013-04-01 18:24
| 東日本大震災
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