建築・企画・設計・監理
(株)宮崎建築事務所 〒510-0242 鈴鹿市白子本町5-29 TEL:059-368-3330 宮崎達也 HP:http://miyazaki-archi.nobushi.jp/ mail:3839ttsy@gmail.com カテゴリ
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建築家の安藤忠雄さんは、京都から通勤しているスタッフに、乗り物に乗らずに歩いて帰れと言ったとか言わないとか。 何かの本で読んだような気がするのですが、定かではありません^^; 大阪から(安藤忠雄さんのオフィスは大阪にある)京都まで歩くのはキツイとしても、いつも車で通過する町を、歩いてみるといろいろと発見があるのは事実のようです。 去年の12月に釜石に来た時、道路が冠水したところを見たのですが、今年の春からこちらに住むようになって、その場所を見たことがなかったので、何らかの方法で浸水が止まったのかと思っていました。 ところが、今日、仕事にちょっと行き詰って、気分転換に散歩でもしてみようかと思い、いつも車で通る道の一本海側の道を歩いてみました。 そして、12月に見たところが、以前と全く変わらず冠水しているのを見たのでした。 これは地盤沈下が原因で、潮が満ちてくると、側溝などから海水が逆流するために起こる現象です。 驚いたのが、水たまりを見ていたら、小さい魚がいたことでした。 この辺りは、盛土をする計画があるようなのですが、まだ始まっていないので、やはり全然変わっていないんですね。 ただ、写真を見比べると、建物は解体されているようです。 こういうところを見ると、やはり復興は全然進んでいないという印象を抱くかもしれませんが、いろいろと動き出していることもあります。 その冠水地帯からほど近い、地盤の高さもそんなに変わらないところに、新築のアパートが完成しかけていました。 い、いつの間に! 大手ハウスメーカーのプレハブユニットです。 「ここにアパートを建てる許可が下りるのかな?」と思いましたが、プレハブなので「容易に移転出来る」という要件を満たしているのでしょうか。 (過去の日記参照) この現場は、もう少し高い場所です。 新築なのか、増改築なのかはっきりわかりませんでしたが、少なくとも半分以上は新しく作っているようです。 基礎が1.5mぐらい上がっているので、盛土計画の高さに合わせているのでしょうね。 何の建物かわかりませんでしたが、おそらく商業ビルではないでしょうか。 こちらもどうやら、半分既存で、半分は最近出来た新築のようです。 増築部分は鉄筋コンクリート造の、かなりモダンなデザインでした。 階段から誰でも屋上に上がれるようになっていて、避難ビルとして開放するということではないかと思います。 表に回ってみたら、病院のようでした。 全然変わらないところもありますが、少し見ない間に随分変わっているところもあるようです。 やっぱりたまには歩いてみないといけませんね~ (株)宮崎建築事務所
by 3839ttsy
| 2012-09-17 19:22
| 東日本大震災
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