建築・企画・設計・監理
(株)宮崎建築事務所 〒510-0242 鈴鹿市白子本町5-29 TEL:059-368-3330 宮崎達也 HP:http://miyazaki-archi.nobushi.jp/ mail:3839ttsy@gmail.com カテゴリ
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写真ではわかりませんが、今朝、釜石はただならぬ雰囲気でした。 ここは釜石市役所の周辺。 そして今日は9月1日防災の日。 防災訓練の真っ最中で、防災無線が数十分にわたり、避難を呼びかけていました。 9時に放送が始まり、最初は「これは訓練です」と宣言したうえで、巨大地震が発生し、津波がせまっているため、高台へ避難してください、という内容でした。 写真で見ると、道路の進行方向は敷地が低く、実際に被害があったところです。 私が立っているところは、高くなっていて、被害はなく避難所に指定されているところです。 実際に訓練で避難してこられる住民の方もいらっしゃいました。 たまたま、今日、そこで現地調査の仕事があり、無線のスピーカーも近いところだったため、その雰囲気を体験しました。 最初は訓練ということで、アナウンスの声も事務的な雰囲気だったのですが、地震発生から15分が経過すると、突然、口調が変わりました。 「津波が湾口防波堤を越えている!ただちに高台に避難せよ!」 迫真の演技というか、真剣さが伝わってくる放送でした。 こんな真にせまった避難訓練は初めて経験しました。 20分を過ぎると、語気はさらに激しくなります。 「大津波警報発令!全市民高台へ避難せよ!」 アナウンスされている方の強い使命感を感じたし、ここがまたいつ被災してもおかしくない土地なのだと、認識が改まったような気がします。 以前は、「避難してください」という言い方だったそうですが、新聞やニュースで見たとおり、「避難せよ」と命令口調になっています。 この放送だと、逃げない人はいないんじゃないかと思います。 先日、南海トラフ周辺で巨大地震が起こった場合、32万人の犠牲者が出るという発表があったそうですが、そちらの地方でも、これぐらい真にせまった避難訓練をするべきだと思いました。 (株)宮崎建築事務所
by 3839ttsy
| 2012-09-01 19:02
| 東日本大震災
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Comments(2)
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