建築・企画・設計・監理
(株)宮崎建築事務所 〒510-0242 鈴鹿市白子本町5-29 TEL:059-368-3330 宮崎達也 HP:http://miyazaki-archi.nobushi.jp/ mail:3839ttsy@gmail.com カテゴリ
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今日は釜石のボランティアに参加しました。 作業内容は、仮設住宅に住まれている方が、公営の住宅に引っ越すためのお手伝いでした。 現地まで社協さんのバンに乗せていただいていると、見えてきたのは、先日、みんなの家を見学した、平田の仮設住宅地。今日の現場は、そこのようです。 でも、今日の話題は、ボランティアのことでなく、やっぱり建築のことなのです^^; 2日前の日記で、二重サッシのことを書きましたが、それに関することです。 私がこれまで見た仮設住宅で、なるほど~と思ったのは、玄関に風除室のようなものがあることでした。 風除室というのは、玄関の外に、風除けのためにもう一つ設置する部屋のことです。 今日ボランティアで一緒に活動させていただいた方に聞くと、最初はなかったそうなのですが、隙間風が寒いという意見が多かったために、後で設置したそうです。 玄関以外の窓は、断熱性の高い、かなり高性能そうなサッシが入っているのですが、玄関の出入口は、普通のアルミ片引き戸でした。 引き戸というのは、気密性が低いので、さぞかし寒かったことでしょう。 それで、外側に風除室をつけたというわけですね。 これも、二重サッシに近い発想です。 仮設住宅の荷物を積んで、次に、公営住宅のほうに移動しました。 その建物は築30年以上経ってそうな感じでしたが、こちらはやはり、二重サッシでした。 内側は木製建具で、ガラスは単板ガラスでしたが、これでもずいぶん違うだろうなと思います。 やっぱり、岩手県は、基本は二重サッシなんですね~ ところで、仮設住宅は、上述したように、断熱対策はなかなかちゃんとしているようなのですが、思いもよらぬ弊害があったようです。 それは湿気。 1月頃にフェイスブックで、そういう話を見たことがあったのですが、今日、引っ越しされた方もやはり、冬は湿気がすごかったとおっしゃってました。 確かに、家具を移動させた後などは、カビが生えていました。 一年足らずでカビが生えるとは、相当ですよね。 なんでかなぁとずっと考えていたのですが、やはり壁が薄くて、内外の温度差が大きいので、結露がヒドイのだろうと思います。 次の冬までには、対策が必要なので、何かお力になれないかな~と思ったりしてます。 (株)宮崎建築事務所
by 3839ttsy
| 2012-06-03 18:09
| 建築
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