建築・企画・設計・監理
(株)宮崎建築事務所 〒510-0242 鈴鹿市白子本町5-29 TEL:059-368-3330 宮崎達也 HP:http://miyazaki-archi.nobushi.jp/ mail:3839ttsy@gmail.com カテゴリ
全体 建築 プライベート 意匠 東日本大震災 Blanc-Co 尾崎100年学舎 足りない活字のためのことば展 戦争遺跡保存 劇団もしょこむ mori-to-tetsu 釜石大観音仲見世リノベーションPJ co-ba kamaishi 白血病からの復活(闘病日記) まちづくり アンビルト みちのく潮風トレイル 未分類 以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2023年 11月 2023年 07月 2023年 06月 2023年 04月 2023年 03月 2023年 02月 2023年 01月 2022年 12月 more... 最新のコメント
|
1月4日の日記で、材料を紹介しましたが、これが完成した年賀状の図柄でした~ これから、というか将来、都市計画のようなことをしたいというような、ビジョンを表しています。 住む人が幸せになれるような、近未来都市のイメージです。 改めてみると、ミロあたりの抽象画を無意識にマネしているような気もしますが…^^; 最近、主任N君が、ときどきこの図柄はどうやって考えたのかということを聞いてきます。 それについては、1月4日の日記に書きましたが、その後、必ずと言っていいほど、ホームページの画像のことを聞いてくるのです。 「何を思ってあの画像を作ったのか?」と。 N君はホームページを見て、就職希望を出してくれたそうなのですが、その理由の一つが、この画像だったそうです。 これに、そんな力があるとは思いませんでした(笑) ある時、私が「そろそろ、ホームページのデザインを変えようかな」と言ったら反対したのは、そういうわけだったんですね。 私も忘れかけていたのですが、何度も聞かれるので、だんだんと思い出してきました。 ホームページのプレゼンテーションギャラリーの中の「番外編」にもありますが、最初は、今年と同じように年賀状の図柄でした^^; …といっても、普通の年賀状でなく、地元ケーブルテレビの「テレビ年賀状」で放送していただいたものです。その時はカラーでした。 これが、どうもテレビで見ると良くなくて、失敗したなぁと思っていました。 それで、ためしに全部白に変えてみたら、なかなか良かったので、ホームページに使ったというわけなのでした。 作ったのはマイホームデザイナーという、住宅用のCGソフトです。 何をあらわしているかと言うと、当時、私が考えていた「これからの建築のイメージ」です。 その頃、建築雑誌の誌面では、有機的、自然的な形状の作品が散見出来るようになっていました。 簡単に言うと、四角でなく、直線的でなく、平面的でなく、ぐにゃぐにゃの建築なのです。 以前の日記でも書いたことがありますが、建築家の伊東豊雄さんなどがリードする(と思われる)、デザインの流れです。 四角よりぐにゃぐにゃのほうがより自然的で、人が暮らす環境に適していると思ったんですよね。 参考までに、建築としての写真はありませんが、4年前に東京のとあるショッピングモールで見た、こういう広場の写真がありました。 ご覧のように地面はうねっており、ベンチもぐにゃぐにゃです。 従って、画像の下側の部分は、床を表しています。 そして、宙に浮いている丸いものは、庭石を表しています。 その頃、ある住宅の外構工事で、庭石の勉強をしたので、その知識を使いたくて^^; 今の画像に固定する前は、いろいろとトップ画像を変えていたのですが、その中の一つに「最高のリビング」というものがありました。 それは、椰子の木の木陰に、オシャレなソファとコーヒーテーブルが置いてあるという画像です。 天気が良くて、そよ風が吹いているような日に、木陰に寝そべっているのが一番心地がいいだろう、そこに座り心地のいいソファがあったら、なおいいだろうと思ったのです。 それらを総合して、有機的、自然的で、庭や外部との仕切りがなく、ついでに重力からも開放されたような、建築をイメージした画像というわけなんですね。 つまり、建築の未来を予見しているようでもあり、個人的な目標のようでもあり… はっきり覚えてませんが^^;たぶん、そういうことだと思います~>主任N君 (株)宮崎建築事務所
by 3839ttsy
| 2012-01-11 11:24
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||