建築・企画・設計・監理
(株)宮崎建築事務所 〒510-0242 鈴鹿市白子本町5-29 TEL:059-368-3330 宮崎達也 HP:http://miyazaki-archi.nobushi.jp/ mail:3839ttsy@gmail.com カテゴリ
全体 建築 プライベート 意匠 東日本大震災 Blanc-Co 尾崎100年学舎 足りない活字のためのことば展 戦争遺跡保存 劇団もしょこむ mori-to-tetsu 釜石大観音仲見世リノベーションPJ co-ba kamaishi 白血病からの復活(闘病日記) まちづくり アンビルト みちのく潮風トレイル 未分類 以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2023年 11月 2023年 07月 2023年 06月 2023年 04月 2023年 03月 2023年 02月 2023年 01月 2022年 12月 more... 最新のコメント
|
今日は鈴鹿市主催の景観シンポジウムに行きました。 今年から景観条例が施行されますが、それに伴うことや、景観への取り組みの事例紹介、講演などがありました。 町おこしや、地域活性にもつながる内容で、いろいろと参考になりました。 最後にちょっとだけ質問させていただいたのですが「景観」というものに対する意識というのは、大切だとは思うのですが、実に漠然としていて、人に説明するのは難しいと思いました。 もちろん、私なども、建物を設計するときは、周囲の景観に配慮した提案をするわけですが、そのデザインの良さというか、価値に理解を得るのが難しいと思うことがあります。 建物は個人の敷地に自由に好みのもの建てていいものだと考えるのが普通で、周りの風景にマッチするかどうかというのは、ほとんどの人の関心ごとではありません。 まして、それによって出費が増えたり、便利さが損なわれたりということであればなおさらです。 あるいは、伝統的な建物を保存する場合も、理解を得るのはなかなか難しいです。 古い町並みや建物を保存していくことは、周りの人にとってはいいことのように思えますが、では住んでいる人にとってはどうかとなると、ハタと考え込んでしまいます。 昔の家は、冬は寒く、水周りや電気製品の充実した現在の生活にはマッチしません。 町家であれば、駐車場などもなく、不便だろうと思います。 講演をされた先生も、おそらくそういう経験がおありなのだと思いますが、それは「お互いさま」という気持ちを喚起していただくことだとおっしゃっていました。 社会に対しての奉仕の類だと思っていただくわけですね。 景観や伝統や文化、または「美」に関する意識は、人によって感覚が違って、難しいものだと思います。 事例のように、町おこしや地域活性につながれば、わかりやすいんですね~ (株)宮崎建築事務所 ツイッターもやってます~
by 3839ttsy
| 2011-01-23 17:57
| 意匠
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||