建築・企画・設計・監理
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昨日、オバマ大統領が、現役のアメリカ大統領としては初めて、広島の平和記念公園を訪れましたね。 これは推測に過ぎませんが「核なき世界」を目指していたオバマ大統領も、任期が終わりに近づき、アメリカ国内で反感を買うかもしれないことを覚悟の上で、どうしても必要なこととして広島に行ったのではないでしょうか。 私は2013年の7月に広島に行きました(過去の日記)。 建築家の谷尻誠さんのトークイベントに参加するためだったのですが、やはり平和記念公園や、厳島神社も目的の中にありました。 平和記念公園には、想像以上に衝撃を受けました。 子どもの頃から、原爆を題材にした漫画や、映画は見ていたし、修学旅行で長崎に行ったこともありました。 しかし、平和記念公園を見て、資料館の展示を見ると、より強く「本当にあったこと」を感じました。 それはもしかすると、資料の収集や、口を閉ざしていた人の証言など、また、より原爆の悲惨さが伝わるように試行錯誤されてきた、長年の積み重ねによるものかもしれないし、私自身の理解力のようなものも作用していたかもしれません。 ともかく、ほとんど原爆のことを初めて知ったほどの衝撃でした。 正直に言うと、初めて「こんな非道なことをしたアメリカが許せない」とまで思ってしまいました。 オバマ大統領も、その平和記念資料館を見られたそうですが、攻撃を加えた国の人としてどう思ったでしょうか。 演説の内容を読むと、直接的な表現ではありませんが、それは世界で行われた最も残虐な行為の一つ…たとえばナチスドイツによるユダヤ人虐殺と並ぶような…と感じたようだと、私は思いました。 まさにその通りだと思います。 アメリカ国内では原爆投下は、戦争終結に仕方のないことだったと考える人が多いと聞きます。 昨日はメディアでも、ネットでも「歴史的な1ページ」という言葉をよく見ました。 私もまったく同じように思いました。
by 3839ttsy
| 2016-05-28 13:39
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