建築・企画・設計・監理
(株)宮崎建築事務所 〒510-0242 鈴鹿市白子本町5-29 TEL:059-368-3330 宮崎達也 HP:http://miyazaki-archi.nobushi.jp/ mail:3839ttsy@gmail.com カテゴリ
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たぶん全国的なのだと思いますが、ここ数日寒いですね。 もう鈴鹿はあったかいだろうと思って、春の服しか持ってこなかったのですが、ちょっと失敗しました。 天気も雨だったり、曇りが多いですね。 せっかく南国(?)に来たのに、残念な気がしましたが、考えてみると釜石のアパートでは、ちょうど灯油が切れて、ファンヒーターをしまったところでした。 釜石にいたら辛い思いをしていたかもしれません。 してみると、むしろうまくやったほうでしょうか。 もう散っているかなと思った桜は、個体差があるようですが、まだまだ満開に近いものもあります。 お花見出来るような気温ではありませんが、あちこちで綺麗な桜が見られてラッキーでした。 こちらは白子の林昌寺さんです。 不思議とこの桜は毎年とはいかないまでも、数年に1回、写真を撮っているような気がします。 高校、予備校、大学と電車で通っていたので、駅に向かう途中にある、この桜を見慣れているせいかもしれません。 浦沢直樹さんのマスターキートンというマンガで、戦時中に日本の捕虜収容所にいた英国人が、半世紀も経ってから、そこを探しにやってくるというお話がありました。 町の隠された歴史ということで、役場の人や、町長も口を閉ざし、なかなか見つからなかったのですが、主人公キートンの協力もあり、なんとかそこにたどり着きます。 しかし、その場所を見つけても、何のためにここに来たのか、釈然としないものを感じます。 そのとき、ふと顔をあげると、そこに満開の桜の木が。 自分でも意識しなかった、真の動機に気が付き「私はこれを見に来たんだ」とつぶやく。 …というお話。 私は桜の季節になると、よくこの話を思い出します。 実話に基づいているのか、フィクションなのかわかりませんが、季節の変わり目の空気や雰囲気は、同じ季節の、昔の記憶を呼び起こすことがありますよね。 そういう点でも、リアリティがあるし、とても好きな話です。 私がなんとなく、この桜の写真を撮ってしまうのも、学生時代を無意識に思い出しているせいかもしれないと、ふと思いました。 幸せのデザイン (株)宮崎建築事務所
by 3839ttsy
| 2015-04-09 20:03
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