建築・企画・設計・監理
(株)宮崎建築事務所 〒510-0242 鈴鹿市白子本町5-29 TEL:059-368-3330 宮崎達也 HP:http://miyazaki-archi.nobushi.jp/ mail:3839ttsy@gmail.com カテゴリ
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あの日から4年目を迎えました。 4年前の同日、津波で命を落とされた方のご冥福をお祈りするとともに、ご家族、親しい方をなくされた方、家を流され、未だ不便な暮らしをされている方にお見舞い申し上げます。 今日は設計のお手伝いをさせていただいている、常楽寺さんの本堂で、初めての追悼式が行われました。 なんとか3月11日に完成を間に合わせたいということで、工事業者である松浦建設さんが、昼夜を問わず作業され、無事完成しました。 人知れず、私も少し働きました(自己アピール)。 建物を建てる前に、建築確認申請が必要ということは、今や多くの人の知るところとなったと思いますが、それと対になるように、完了検査というものがあります。 その検査を受け、完了済証が交付されると、ようやく建物が使用可能になるのです。 その完了検査の手続きを受け持っていたのでした。 (それだけかという感じではありますが^^;) 完了検査を受けたのが3月3日で、検査は無事合格。 あとは完了済証の交付を待つばかり…と思っていたら、普通は翌日か、2日後ぐらいには連絡があって、取りに行くのですが、6日経っても連絡がない。 さすがに焦って、7日目の3月10日の朝に電話したら「もう降りてます。連絡いってなかったですか?」とのお返事。 建築指導課の職員さんも、多忙を極めているようで、混乱しているのでしょうか。 いずれにしても、釜石復興新聞でも大きく追悼式の告知がされていたので、完了済証が降りてほっとしました。 そんな感じで、超個人的な精神的プレッシャーと戦っていたのでした。 (またしても、それだけかいという感じですが^^;) しかし、完了済証が降りたらそれでOKというわけでなく、次なる仕事が待ち受けていました。 それは、去年出来た庫裏と、新しく出来た本堂をつなぐ工事。 実はこの二つの工事にはまだ続きがあり、二つの建物を渡り廊下でつないで、初めて本当の完成になります。 詳しい話を書くと、長くなるので書きませんが、そのための手続きが、なかなか厄介なのです。 竣工式の日にちが決まっており、逆算するとあまり時間がないのですが、そのための設計に追われ、なんとか建築確認申請を今日、提出したのでした。 そんなわけで、日中は仕事のめどが立たず、追悼式には残念ながら参加できませんでした。 同僚(と言っていいのかわかりませんが)のKさんは、常楽寺さんが菩提寺なので、追悼式に参加していましたが。 ともあれ、私が釜石に来た年から、ずっと携わらせていただいている工事が、予定通り、重要な日に大きな節目を迎えられて、本当によかったです。 幸せのデザイン (株)宮崎建築事務所
by 3839ttsy
| 2015-03-11 20:28
| 東日本大震災
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