建築・企画・設計・監理
(株)宮崎建築事務所 〒510-0242 鈴鹿市白子本町5-29 TEL:059-368-3330 宮崎達也 HP:http://miyazaki-archi.nobushi.jp/ mail:3839ttsy@gmail.com カテゴリ
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今日の日記は、昨日の日記から、時間を少し戻して、余市の前に行った、小樽のことなどを。 小樽には10年ほど前に初めて行ってから、これで3回目になります。 3回とも北海道1泊旅行で、初日は札幌、2日目は小樽と、ほぼ同じで、ちょっと芸がないような気もしますが^^;新しい発見があったりもしました。 やはり、空家や古民家の保存活動を始めたところが大きく、確か、2回目に行ったときは、まだ文化財保存の機運が高まり始めたころでしたが、今は個人的に実践段階に入りかけているところで、着目点も変わっていました。 小樽には重要文化財になっているような建物も多く残っているし、石造りの蔵や、工場か倉庫だったと思われる建物がたくさん残っています。 また、築100年以上と思われる、当時の洋風建築も多く、独特の景観が保存されています。 今は観光地として、多くの建物はお店になっているのですが、ハード面のみならず、ソフト面…つまり町おこし的な観点でも、いろいろと学ぶところがありました。 今、私が携わっている、釜石にしても鈴鹿にしても、小樽のような観光資源はないし、あれだけの投資をして、お店や施設を作ったりすることは出来ないと思いますが、何か別の魅力を打ち出すべきと考える機会にもなりました。 それにしても、真冬の北海道なのに観光客がとても多く、また半数は外国からの観光客(おもに中国?)だということに驚きました。 観光地としての魅力の蓄積と、広告、誘致の活動が相互に作用して、成功しているからだろうと思います。 また古い建物の見せ方にしても、洗練されたものを感じます。 いろいろ工夫があるのでしょうが、一つ気が付いたのが、お店の出入り口の戸が引き戸で、半自動ドアになっていることです。 昔風の木製のガラス戸なのですが、開けるのは手動でも、自動的に閉まるようになってたりするんですね。 こちらのお店の場合、よく見ると戸の反対側にワイヤーでおもりが吊るしてあって、手を放すと閉まるようになっています。 誰かが閉め忘れて寒くなるようなことがないよう、しかしあくまでローテクで雰囲気を壊さず、必要な機能を満たしているという感じです。 また、小樽を中心に展開しているルタオのお菓子は、今朝、事務所に置いておいたら、夕方には8割がたなくなっているほど好評でした。 普通、お土産は3,4日から1週間残っていたりするのですが、それはつまり、お土産のクオリティも高いということですね。 3回目行くのもどうかなと思ったりもしましたが、結果的にハード、ソフトともに、学ぶところの多い小樽観光でした~ 幸せのデザイン (株)宮崎建築事務所
by 3839ttsy
| 2015-03-02 22:26
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