建築・企画・設計・監理
(株)宮崎建築事務所 〒510-0242 鈴鹿市白子本町5-29 TEL:059-368-3330 宮崎達也 HP:http://miyazaki-archi.nobushi.jp/ mail:3839ttsy@gmail.com カテゴリ
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昨日の夜から雪が降って、少し積もりました。 気温はあまり低くならず、水を多く含んだベタ雪でした。 今日、宮古の現場で生コンクリート打設の予定だったのですが、中止になるかもしれないなぁと思っていました。 我々の仕事は設計がメインですが、工事が始まると監理という業務をすることになります。 監理とは工事が設計通りに進められているかチェックすることです。 そして、監理者は生コンクリートの打設が始まるときに立ち会うのが通例です。 打設開始が7:30予定。 釜石から宮古までは車で1時間半。5時半起きの6時出発でした。 それで中止だったら切ないですよね^^; 私は愛知県と三重県でずっと仕事をしていて、現場監督も5年しましたが、コンクリートを打設するときに雪が降ったのは、1回だけでした。 東海地方…それも私が主に仕事をしていた地域は、雪や低温をそれほど気にすることはありませんでした。 生コンクリートというのは、水を含んでいるので、氷点下になると凍ります。 もし、凍らせてしまうと、そのコンクリートは強度が出ず、不良コンクリートになってしまいます。 また、雪が積もっているところにコンクリートを流すと、そこが空洞になってしまいます。 つまり、雪が降る寒い日は、コンクリート打設はかなり困難になるわけですね。 東北とか北海道では、冬はどうやってコンクリート工事をするのか気になっていました。 冬は現場は休みなのかと思ったりもしました。 実際、地元では冬になると、北海道ナンバーの生コンクリートミキサー車が多くなったりするので、北海道だとコンクリート工事をしないのかもしれません。 それで仕事がないので、仕事がある南のほうに来ているのでしょう。 しかし、こちらに来てわかりましたが、少なくとも岩手沿岸は、比較的暖かいからか、そのようなことはないようですね。 ただやはり、雪の対策はなかなか大変なようです。 昨日から、コンクリートを流すところにブルーシートをかけて、下の階でジェットバーナーをたいていたそうです。 朝行くと、監督さんも職人さんも、みなさん総出で、ブルーシートを片付けていました。 初めて見たのが、ガスバーナー(?)というんでしょうか、雪を溶かす機械です。 北国のコンクリート工事には、いろいろノウハウがあるようですね。 工事業者さんの対策のおかげと、気温が氷点下にならなかったので、凍結の心配もなく、無事コンクリート打設が出来ました。 こちらに来て、いろいろと勉強になります~ 幸せのデザイン (株)宮崎建築事務所
by 3839ttsy
| 2015-01-31 17:23
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