建築・企画・設計・監理
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日記としては邪道ですが、今日はミャンマー旅行中に書き切れなかった出来事を。 4日前の日記に、首都ネーピードーへ行ったことを書きましたが、ヤンゴンにバスが着いた後、実は少しだけ寄り道をしていました。 バスセンターについて「さてここはどこかな」と地図を見たら、そこから1km弱ぐらいのところに日本人墓地があることに気が付きました。 戦争でなくなった日本人の墓地です。 全くの偶然でしたが、なんだか運命的なものを感じて、行ってみることに。 入口を見た時点で、何か胸にせまるものを感じました。 墓地の中は、綺麗に整備されていて、静かで穏やかな雰囲気でした。 ガイドブックによると、現地の日本人会の尽力で1999年に出来たそうです。 お墓や慰霊碑に手を合わせて回りながら、こんな遠い異国の地に、大勢の日本兵がやってきて、戦争で亡くなったことを想像すると、言葉に出来ない思いがこみ上げてきました。 といっても、実は恥ずかしながら、ミャンマーでの戦闘のことは、ほとんど知識はありませんでした。 イメージとしてあるのは、昔見た映画の「ビルマの竪琴」ぐらいでしょうか。 その映画も、テレビで1度だけ途中から見た程度で、しかもいつ見たのか定かではありません。 でも、それだけでも、とても印象に残った映画であり、今回の旅の動機の1つでもありました。 出発直前に、成田空港の本屋さんで買った、椎名誠さんの「秘密のミャンマー」にも、その映画の話題が出ています。 ただ、それによると、あの物語は実話ではなく、それに近い話があるとしても舞台はタイか、ラオスだろうと書いてありました。 それを行きの飛行機で読んで、なんだかちょっと残念な気がしていました。 ところが、その日本人墓地に、ビルマの竪琴の水島上等兵のモデルとなった方のお墓があったのです! そう、あの「オーイ、ミズシマ!イッショニ、ニッポンヘカエロウ!」の水島上等兵です。 私が見た映画は、中井貴一さんが、その役をやっておられました。 帰ってから調べてみると、確かに物語はフィクションのようですが、やはりモデルと言われている方がいらっしゃったんですね。 それが、終戦後に曹洞宗の僧侶になったという、中村一雄さんという方だそうです。 日本で僧侶をされていたのだから、お墓はそちらにあると思うので、こちらのほうは、お墓というより記念碑なのかもしれませんが、ともあれ、その時は、「感極まる」といった感じになってしまいました。 あとで現地のガイドさんに聞いた話ですが、日本人向けに、この映画のロケ地に観光誘致する動きもあるそうです。 ミャンマーの人にも、知られていたりするのでしょうか。 改めて、ビルマの竪琴、見たくなりました~ 幸せのデザイン (株)宮崎建築事務所
by 3839ttsy
| 2014-12-24 23:06
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