建築・企画・設計・監理
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今日は朝から錦市場に行って少し買い物し、その後、金閣寺へ。 小学校の修学旅行以来、行ったことがなかったので、この歳になってみると、当たり前ですが印象が違います。 正直に言うと、見に行く前は、金ピカの装飾過剰な建物というイメージがありましたが、池の向こうに見える金閣寺の視覚的演出が素晴らしく、イメージとは違って素晴らしい景観でした。 大変失礼なイメージだったと反省しております(笑) よく見ると1階だけは金箔がなく、そのままの木が露出し、白い漆喰塗であることも意識したことがなかったし、1階と2,3階は、建築の様式も違うようです。 なぜそのようになっているのか不思議ですが、その辺りで、外観の情緒を、派手すぎないようにコントロールしている意図もあるかもしれないと思いました。 あまり記憶が定かでないのですが、私は銀閣寺に行ったのは初めてだったかもしれません。 前に見たことがあるような感じがしませんでした。 銀閣寺は建物そのものもさることながら、苔がよく生えた庭が素晴らしく、その庭による演出効果で、建物も引き立つ印象です。 枯山水ならば、砂利のところに、そこが川か池であるように模様を描くもの、つまり自然の風景を再現していますが、こちらは人工物であることを強調しているかのようです。 日本庭園でも、こういう発想があるんですね。 金閣寺と見比べてみると、銀閣寺は2階建で、もちろん金箔もなく質素な感じがします。 むしろ、日本建築としては、そちらのほうが好ましいような印象を受けますね。 ただ、庭を一巡して、休憩所のようなところに着くと、建設当時の様子を再現した、部分的な模型(?)があり、それによると、当時は全面黒漆塗りで、外壁の上部には彩色模様が施してあったらしいですね。 外壁に漆を塗るということは、建築の常識からするとご法度なのですが(紫外線に弱いので)、もしそういう外観の時があったのなら、どんな雰囲気だったのか、見たかったなぁと思いました。 今とは全然、雰囲気が違ったのでしょうか?
by 3839ttsy
| 2014-02-12 19:06
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