建築・企画・設計・監理
(株)宮崎建築事務所 〒510-0242 鈴鹿市白子本町5-29 TEL:059-368-3330 宮崎達也 HP:http://miyazaki-archi.nobushi.jp/ mail:3839ttsy@gmail.com カテゴリ
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旅行中に読もうと思って、読み切れなかった本です。 最近、調子がよくて、本を読み終わってから、その本についての感想を書けていたのですが、ついに馬脚を現しました(笑) ちなみに、この「馬脚を現す」という言葉は、私が大学の製図の授業で、先生に言われた言葉です。 本当にデキの悪い学生で、単位もギリギリで取っていたのですが、製図の授業で作った模型が、珍しく先生のお眼鏡にかなった(と思われる)ことがありました。 しかし、図面の内容を突っ込まれて、返答に窮していると「模型は良かったけど、ここでやはり馬脚を現したな」と言われたのでした。 後ろに座っている友だちが、爆笑していました。 ごくまれに、がんばることがあっても、すぐに馬脚を現すところは、今も変わっていないようです^^; さて、この本は、かつての建築界の重鎮、丹下健三先生の本です。 私は前述のように、学生時代は不真面目で、就職したのも工事のほうだったので、転職して三十代になるまで、あまり名建築や有名建築家には興味がありませんでした。 それなので、生前は名前ぐらいしか知りませんでした。 興味をもつようになったのは、都庁のコンペのノンフィクション小説を読んでからです。 ご存知のように丹下健三さんは、現在の都庁舎を設計したのですが、それは設計競技、コンペに勝ったからでした。 小説の主人公は負けたほうの磯崎新さんだったのですが、師弟対決でなかなかドラマティックな内容でした。 その小説の中で、氏が提案した、東京計画1960のことなどを知ったのでした。 当時、いろいろな建築家や、建築家のグループが競って東京の未来図を描いたそうで、その中の一つが東京計画1960でした。 実現してはいないのですが、こういう活動に強く惹かれるものを感じたのです。 それから建物という単体だけでなく、都市のデザインということを考えるようになりました。 建築を志す者として、究極の夢ですね。 建築家は常に、先の時代のことを考えています。 だから、半世紀前に考えられたことが、今こそ通用するかも知れない、そんな気持ちでこの本を読み始めたのでした。 …ただ、読み始めると数ページで眠くなるので、いったいいつ読み終わることやら…^^; (株)宮崎建築事務所
by 3839ttsy
| 2012-10-18 20:22
| 建築
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