建築・企画・設計・監理
(株)宮崎建築事務所 〒510-0242 鈴鹿市白子本町5-29 TEL:059-368-3330 宮崎達也 HP:http://miyazaki-archi.nobushi.jp/ mail:3839ttsy@gmail.com カテゴリ
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昨日の夜、シンガポールを出て、今朝、中部国際空港に着きました。 夢のように楽しくて、思い切って行って本当に良かったです。 とはいえ、多少、困ったこともありました。 まず、英語が全然わかりませんでした^^; それは飛行機の機内で、早くも発覚。 コーヒー・オア・ティー?みたいな、ごくごく簡単な英語すら、何を言っているのかわかりません。 たぶん、話しかけられるとテンパってしまう性分もあるのでしょうが、聞き取りがからっきしダメでした。 注文でも「○○プリーズ」と言って「OK」みたいな会話なら問題ないと思うのですが、必ずと言っていいほど、何か聞かれたり話しかけられたりします。 その辺は、ひょっとするとサービス精神旺盛なお国柄のためなのかもしれませんが、何を言っているかわからない私的には、口数が少なくてもいいかな~と思いました^^; そんななか、だんだんと気付いてきたのですが、シンガポールは多民族国家で、いろいろな国の人がいて、その国によって性質が違います。 早口の人、ゆっくりの人がいて、最終日辺りには、ゆっくりの人ならなんとかコミュニケーションが出来るような気がしてきました。 たぶん、中国系の人が早口で、東南アジア系の人がゆっくりなんじゃないかと思います。 ちなみに、ゆっくり系の人を見分けるのは「ハロー」とか「サンキュー」という言葉です。 その辺りの単語がゆっくりの人は、英語が聞き取りやすいようです。 でもお店では、人種を問わず、ほとんどのお店の人が、「もっと買わない?」ということを言ってきます。 一つでいいのに、二つにする?とか、他のものもどう?みたいな感じです。 いくつ買うと、1個サービスとか、何ドル以上買うと何パーセントオフとか、だからもっと買ったら?みたいなパターンも多いです。 あれはなぜなのでしょうか? 笑ってしまったのが、足ツボマッサージのお店に行ったら、明日、日本に帰ると言っているのに、10回分予約みたいなのを勧められたことです。 10回予約すると+2回サービスがあるのだそうです(笑) そういうと、商売のためにガツガツしているようですが、実際はなんだか憎めない感じなんですよね。 シンガポールは観光が大きな収入減なのか、観光客には全般的に優しいようです。 それにしても、我ながら財布のヒモが固くて、現地で使ったのは3万6千円ぐらいでした。 10万円ぐらい用意したほうがいいと、旅行会社の人に言われていたので、最初に10万円両替したのですが、半分も使いませんでした^^; しかもその内の1万円ぐらいは、最近、着る服が不足していたので、普段着る服を、伊勢丹で買っただけだったり…^^; 物価はすごく安い感じではなく、円高の関係で、ちょっとオトクなのかなぁという感じです。 1ドル(シンガポールドル)が、約63円でした。 感覚的には10ドルが、日本の千円というところでしょうか。 お昼ごはんは6ドルから10ドルぐらい。 Tシャツは25ドルでした。 でも、タクシーは初乗り3.2ドルで安いです。 辛かったのは、2日目に雨が降ったことです。 雨は初日から時々一時的に降っていたのですが、2日目は雨量が多く、しかも長いこと降っていました。 その時は、ホテルから離れたオーチャードというところにいたのですが、ホテルに戻ろうと思って、タクシーに乗ろうとしたら、タクシー乗り場には、雨のせいか、ものすごく長い行列が。 「これはイカン」と思って、地下鉄に乗ろうとしたら、切符の買いかたがわかりません。 しばらく周りの人を観察していたのですが、みんな、カードのようなものを持っていて、自動販売機と思しい機械はチャージのためのもののようです。 最近は、東京に行くとそんな感じですが、それ以上に、切符を持っている人は一人もいないようでした。 それで、場外の案内窓口のようなところに並んで聞いてみたら「中で買って下さい」みたいなことを言われて、手書きのプラカードのようなものを見せられ、しかも読み終わる前に伏せられてしまい、もうワケがわからず。 どうやら外国人は電車には乗れないらしいという結論に達し、「こうなったら歩くしかない」ということになりました。 (今調べてみたら、それは間違いで、切符がカードになっているだけだったようです^^;) どしゃ降りの中を、スーパーで買った折りたたみの小さい傘で歩いているときは、かなり辛かったです。 しかも、JTBの買い物バスツアーの後だったので、ホテルまで連れて帰ってもらえるものと思い込み、地図なども持たずに出てしまったので、方角もイマイチ自信がなく、心細いことこの上ない感じでした。 時間は測ってませんでしたが、1時間半から2時間ぐらい歩いたでしょうか。 あんなことなら、タクシーの行列を待ったほうが良かったかもと思いましたが、後で聞いた話では、タクシーは1時間半待ちだったそうなので、時間的には同じようなものだったようです。 歩くのはそんなに苦にならないタイプですが、あれにはさすがに参りました。 そんなワケで、2日目は明るい時間にプールに行けなかったのでした(昨日の日記)。 マリーナ・ベイ・サンズホテルは、本当に最高でした。 プールは楽しいし、朝食はおいしい。部屋は広くてゴージャスです。 グレードから言うと、最高級というわけではありませんが、私の経験の中では最高級クラスでした。 一人一泊1万5千円~2万円ぐらいじゃないでしょうか。 それでプールはタダだし、朝食付きで、インテリアや設備などがあの設えで、あの値段なら、なかなかオトクなんじゃないかと思います。 カジノが併設されていて、その周辺にはかなり広いショッピングセンターがあり、高級ブランドのお店がズラリ。 各国の料理が楽しめるフードコートもあります。 利用しませんでしたが、スパやジムもあるようです。 外へ出ると、ウッドデッキのある海に面した公園があって、夜景がとてもキレイで、散歩にも最高です。 ホテルにずっといても、十分に楽しめる感じですね。 最終日にチェックアウトしてからホテルを見たら、もうあのプールには行けないんだな~と思ってなんだか切ない感じになりました。 ロビーはいつも何かの香りがしています。 アロマだと思うのですが、香水の匂いのような感じでもあります。 そして、それがなんとなくシンガポールをイメージする香りなのです。 チェックインのカウンター前では、中国と思われる民族音楽が生演奏されていていて、チェックインの時は、ウェルカムシャンパンがもらえました。 実は行く前にネットで評判を調べてみたら、あまりいいものがなくて、ちょっと不安だったのですが、それは杞憂に終りました。 事前情報では低層階はお風呂がなく、シャワーだけということだったのですが、私が泊まった部屋は6階ですが、バスタブもバッチリありました。 ホテル以外では、私が行ったところはだいたい安全で、健全な感じで、皆さんとっても親切でした。 都会のところはすごく近代的だし、中国やインド、アラブなどのお店がそれぞれ固まっているところもあって、いろんな国を楽しめる感じです。 19世紀の西洋風(たぶんイギリス風)の建物も多いです。 アラブの町ではクッションカバーを買いました。幾何学模様の布に目がないのです^^; あ、そういえば、アラブの人も話が聞き取りやすかったですね。 といっても本当にアラブの人か、インドネシアやマレーシアなどのイスラム教圏の人かわかりませんが。 そして、やっぱり1枚でいいと言っているのに「2枚ですか?」みたいなことを念押しされました(笑) ちなみに、アラブストリートには、モスクもあります。 これはサルタン・モスクです。 ホーカーズという屋台村も名物のようで、そこへ行くと、いろんな国の料理が食べられます。 私はチャイナタウンにある、ラオ・パ・サ・フェスティバルマーケットというところに行きました。 チキンライスという、シンガポールの名物?がおいしかったです。 でも、一番最初においしそうだなと思って食べたのは、イタリアンのラザニアでした^^; 珍しいものが食べたかったのに、気付いたのは注文の直後。 そんなところにイタリアンがあると思わず… 大体、おいしそうだと思うのは、中華料理かイタリアンなんですよね。 その後、やや無理矢理名物のチキンライスを食べたのでした。 リトル・インディアでは、ヒンズー教の寺院の装飾のスゴさに圧倒されました。 スリ・ヴィラマカリアマン寺院です。 JTBのガイドさんは「困ったときは中国の人より、インドの人に聞くように」とおっしゃってましたが、確かにインドの人は見た目は怖そうですが、話してみると優しいです。 中国の人は早口だし、あんまり優しくないそうです。そういうガイドさんこそ、中国系の人でしたが(笑) なんだかとりとめもなく、話が長くなってしまいました^^; もともと建築デザインの幅を広げるために、「海外に行かないと!」と思っていたので、建築の話も少し。 昨日も書きましたが、シンガポールの建築は多種多様で、近代的なビルも奇抜な形状のものばかり、そんなバラバラさ加減を、熱帯の樹木や、屋上、壁面緑化の植物などが緩和しているような印象です。 色もとってもカラフルです。 全体的にレベルが高くてビックリしました。 シンガポールと比べると、日本の街は殺風景なのかな~と思ってしまうぐらいです。 でも、実際に戻ってきて、改めて見てみると、日本の街(というか名古屋~三重の?)も派手ではありませんが、端正でキレイだなと思いました。 これからシンガポールで受けた刺激を生かして、自分の住む街にも創造的なアクセントを加えて行きたいな~と思います。 (株)宮崎建築事務所
by 3839ttsy
| 2011-12-25 21:47
| プライベート
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