建築・企画・設計・監理
(株)宮崎建築事務所 〒510-0242 鈴鹿市白子本町5-29 TEL:059-368-3330 宮崎達也 HP:http://miyazaki-archi.nobushi.jp/ mail:3839ttsy@gmail.com カテゴリ
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事務所に住宅の設計で作った模型があるのですが、捨てるのは忍びないし、かといって置くところもなく、行き場に困っておりました。 他の設計事務所では、専用の棚を作っているところもあるようですが、当所では随時あちこちに移動させていて、落ち着くところがありませんでした。 今回のレイアウト替えを機会に、専用の棚を作ることにしました。 ホームセンターで、棚板とブラケットを買って来たのですが、いざ取り付けようとすると問題が発生。 一つは、たぶんわかるかなぁと思っていた、下地の位置がわからないこと。 この壁は、軽量鉄骨下地の上にプラスター(石膏)ボードを張り、その上にビニールクロスを貼ってあります。 ご存知のとおり、プラスターボードというのは、中が柔らかいのでビスが効きません。 そのため、ブラケットをビスで取り付けるためには、下地の軽量鉄骨を探さなければならないのですが、それがわかりませんでした。 …というより「ここだ!」と思って取り付けた位置にありませんでした^^; さらに、2つあるうちのもう一つは、首尾よく下地の位置に当ったのですが、軽量とはいえ鉄の下地に手回しのドライバーでは刺さりませんでした。 考えてみたら当たり前ですね^^; たぶん付属のビスも、木造用のものだと思いますし。 そこで、知り合いの内装屋さんに、道具を借りることに。 伝家の宝刀(?)充電インパクトドライバーと、下地を探す道具です。 左側がセンサーで下地を探す機械で、真ん中が針を刺して下地を確かめる道具です。 センサーは壁の上を滑らせると、下地があるところでランプの色が変わって音が出ます。 針のほうは、単純に壁に針を刺して、何もなければ貫通するし、下地があればそこでとまるというものです。 クロスに穴があきますが、針が細いのでほとんどわかりません。 センサーはカントク時代に私も使ったことがありますが、私が使ったものは精度がイマイチ不安でした。 でも、この機械はほぼカンペキで、見事下地を探り当てることが出来ました! さらに、針を刺して確かめれば、絶対間違いないというわけですね。 そして、充電インパクトドライバーは、言うまでもなく(?)、ほとんどの職人さんが持っている、最も有用な道具です(私も欲しいです・笑)。 手回しドライバーでは歯が立たないところも、一瞬にして貫通しました。 さすがプロの道具! こうして、無事、DIY棚を取り付けることが出来たのでした~ …って、こんな道具を使って、DIYと言えるのかどうかわかりませんが^^; (株)宮崎建築事務所
by 3839ttsy
| 2011-11-16 17:59
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