建築・企画・設計・監理
(株)宮崎建築事務所 〒510-0242 鈴鹿市白子本町5-29 TEL:059-368-3330 宮崎達也 HP:http://miyazaki-archi.nobushi.jp/ mail:3839ttsy@gmail.com カテゴリ
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別に顔出しNGではないのですが、恥ずかしいので…^^; これは、最近お気に入りの服で、まだ結構新しいのですが、実は1つ問題があります。 それは一番下のボタンがなくなったこと。ちょっと変わったボタンなので、手に入れるのが難しそうです。 実際に手に入るかどうかはともかくとして、ボタンひとつ取れただけで、他はまったく問題はないのに、着ることが出来なくなるとしたら、デザインとしてはどうなのか、考えさせられました。 「修理が出来る」ということは、デザインの重要な要素だと思います。 それは「長く使える」ということに直結します。 建築家の石山修武さんの本には、アポロ13号は宇宙空間で故障し、航行不能になったが、乗組員が配管をガムテープで直して戻ってきたという事例を紹介し、一方で最近の機械の類は、修理することが出来ず、壊れたら廃棄するしかないということが書いてありました。 だからどうだ、ということは書いていないのですが、設計、デザインをする上で、重要視すべきことを考えなさいということを仰っているのではないかと思います。 建物の設計にしても、メンテナンスということは非常に重要になります。 見た目にこだわるのもいいのですが、長いスパンで考えると、汎用品を使うほうがあとあと助かりますよね。 例えば、あるお家では、オシャレな外国の照明器具を選んで、それをつけたけれども、特殊な電球を使っているため、電球が切れるとメーカーから取り寄せで、時間もお金もかかってしまい、不便を感じておられました。 最終的には、明るくてランニングコストも安い、蛍光灯の器具に取替えてしまったということです。 こうなると使いにくさもさることながら、費用がふくれあがり、さらに環境負荷も高くなってしまいます。 最近の電化製品は石山修武さんの仰るように「壊れたら買い換える」ことがデザインポリシーであるかのようです。 だいたい壊れたらもう直せないですよね。 修理部品は7年間で生産を打ち切るということになっているようですが、7年というのも短いと思います。 どこでも手に入る部品を使用し、誰でも直せるようなシンプルな構造、その上見た目も美しい。 そういうのが理想的なデザインなのかな~と思ったりしてます。 (株)宮崎建築事務所 ツイッターもやってます~
by 3839ttsy
| 2011-08-26 14:44
| 意匠
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