建築・企画・設計・監理
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最近、本屋さんに行っても、目的の本を見つけられないことが多くて、手ぶらで帰るのもなんなのでという感じで、違う本や雑誌を買ってしまうことが多いです。 今日はこの雑誌、カーサブルータスです。 何となく買っただけなのですが、結構、面白いし、ためになりそうな内容でした。 収納の特集です。 収納家具の事例がたくさん載っていて、目からウロコというものもあります。 工夫すればいろいろ収納スペースが取れるものなんですね~ もともと日本の家屋は、あまり物を持たない習慣だったのか、収納というものが少なく、家具もほとんどありませんでした。 その伝統(?)は今でも続いていて、最近でも、収納や家具なども昔からあるようなものしかありませんでした。 ヨーロッパなどのインテリアを見ていると、物が多いし、収納や家具も、日本と比べると密度が違います。 そういうことに気が付いたのも、ここ4,5年ぐらいのことですが、最初にカルチャーショックを受けたのは、IKEAでした。 ひとつは店舗内にある、部屋のコーディネートのディスプレイでした。 4畳半とか6畳ぐらいの部屋に、実にうまいこと家具がレイアウトされていて「こんなに家具や物が置けるのか!?」と驚きました。 それまでの私の感覚では、家具というのは平面図で2次元的に配置するものでしたが、IKEAのレイアウトは3次元的なのです。 机の上にベッドがあったりするんですよね。 2段ベッドというのは昔からありましたが、ベッドの下の空間を使うということは、考えたこともありませんでした。 それから、家具単体を取ってみても、下駄箱は靴を水平に置くことしか考えられませんでしたが、IKEAの下駄箱は、靴を立てて入れるのです。 そうすると、壁から出してくる寸法が40cmから20cmというように半分ぐらいに縮められるんですよね。 狭い玄関だと、この違いは大きいです。 2つとも今思うと当たり前のように思いますが、その時はすっかり感心してしました。 やはり文化の違いというか、物をたくさん持つ文化が家具のアイデアを発展させたんでしょうね。 そんなことに驚いてから何年か経って、日本でも急激に収納術が発展してきていますよね。 カーサブルータスの表紙の写真は、現代の階段箪笥だそうです。 階段箪笥は、昔から日本にあるアイデア家具ですが、これを現代風にアレンジしたような造り付け家具です。 (昔の階段箪笥は置き家具) 日本の収納文化(?)も発展しつつあるようですね~ (株)宮崎建築事務所 ツイッターもやってます~
by 3839ttsy
| 2011-05-25 19:05
| 建築
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