建築・企画・設計・監理
(株)宮崎建築事務所 〒510-0242 鈴鹿市白子本町5-29 TEL:059-368-3330 宮崎達也 HP:http://miyazaki-archi.nobushi.jp/ mail:3839ttsy@gmail.com カテゴリ
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昨日の日記の予告どおり(?)、その後、国立新美術館に行きました。 3年前に行ったことがあるのですが、その時は下調べを怠り、休館で入れず…^^;今回はまたしても下調べをせずに行ったのですが(←懲りない)、幸いにも休館ではなく、中に入ることが出来ました。 この建物は故黒川紀章氏、晩年の大作ですが、予想以上に素晴らしかったです。 想像力と、それを実現する技術との、見事な融合。 自分自身のデザインを貫きつつ、ガラスや3次元曲面を多用するという最近の建築の流れとも調和しています。 ガラス建築の弱点のひとつ「日が当って暑くなる」問題に対しては、ガラスの水平庇で対応し、メンテナンスにも配慮しています。 全面ガラスの曲面壁で構成された1階のロビーには、名作イスが並び、一つの空きもなく人が座って、思い思いにくつろいでいました。 こういう様子が、設計者にとっては最大の賛辞だと思います。 現地では折りしも「シュールレアリズム展」が開催されていて、ツイッターで「良かった」と書いてらっしゃった方がいたことを思い出し、それを見ることに。 ツイッターで今から見ることを書いたら、別のフォロワーさんにすごくうらやましがられたりして、知らなかったけれど、なかなか話題性のある展覧会だったんですね。 確かに見たことのあるような画家の絵がたくさんあって、しかも、展示数がものすごく多かったです。 ダリもありました。 たまたま見られて、ラッキーでした。 ルイス・ブニュエルという人とダリが作ったという映像作品「アンダルシアの犬」も上映されていて、ウワサにたがわぬ気持ち悪さでした(笑) 展覧会を見終わって、また建物内をウロウロ。 吹き抜けに独立して建っている建物(?)は、円錐を逆さまに突き刺したような形状です。 一番上のところは、カフェやレストランになっていて、渡り廊下で、各階とつながっています。 円錐は黒川氏のシンボルマークのようですが、こんな風に使うとは、なかなかスゴイ発想の転換です。 見ようによっては、遠近感の狂った柱のようにも見える建造物と、人の大きさの対比。 これは、展覧会にあったダリの絵(巨大な柱の柱脚のあたりに、豆粒のように小さい人がいる)に通ずるものがあって、子どもの頃の夢に出てきたようなシュールな感じでもありました。 3階に行ったり地下に行ったりしている間に、閉館の時間になり、やむなく会場を後に。 他にも展覧会があったし、まだまだ見るところはたくさんありました。 国立というだけあって、スケールが大きいですね。 今度はもっとゆっくり行きたいです~ (株)宮崎建築事務所 ツイッターもやってます~
by 3839ttsy
| 2011-03-07 13:42
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