建築・企画・設計・監理
(株)宮崎建築事務所 〒510-0242 鈴鹿市白子本町5-29 TEL:059-368-3330 宮崎達也 HP:http://miyazaki-archi.nobushi.jp/ mail:3839ttsy@gmail.com カテゴリ
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「サンスケ」の愛称で親しまれている、三角スケール。 これに愛着がある人は、結構多いようです。 今日はネタが思いつかないので^^;そんな話題を選んでみました。 私は学校を卒業してから、愛知県の工務店に就職しました。仕事は現場監督。 最初に配属になった現場の先輩が、作業着の腕のポケット(?)に、三角スケールを指しているのを見て「カッコいいなぁ」と思いました。 三角スケールというのは、ご存知の方も多いかもしれませんが、図面の長さを測る物差しです。 普通の物差しとどう違うかというと、図面の縮尺に合わせて測ることが出来るのです。 図面というのは、建物の形を、紙の大きさに合わせて書くので、当然、実際より小さくわけですが、それでもなるだけ大きく書くほうが、わかりやすいということもあります。 例えば1/100で平面図を書いたとして、ある部分をもっと詳しく書く必要があると思えば、その部分を拡大したりします。 そのため、図面の中に、いろいろな縮尺の図が混在することになります。 その寸法を測るたびに「えーと、この図面は1/100で、この長さは15㎜だから、100かけて1500㎜ということは1.5mか」とか、「こっちの図は1/30だから…」とかいちいち計算していたら、時間が掛かるし、間違える可能性が高くなります。 そんな問題を解消するのが三角スケールです。 面の両側にそれぞれ目盛りがついていて、全部で6ヶ所に目盛りがあり1/100~1/600などの縮尺に対応しています。 そして、適切な目盛りで測れば、計算しなくてもイッパツでわかります。 また、これだけ種類があれば、ほとんどの図面の寸法は測れるというわけですね。 実に機能的なデザイン。 そして、真ん中に赤や緑の線が入っているところが、チャームポイントです。 これを使って、現場で図面の寸法を測る姿がまた、カッコいいんですよね~ 監督時代は、すぐに先輩の真似をして、腕に差しました(笑) ちなみに、これは15cmのコンパクトサイズで、現場用という感じです。 部屋の中で図面を書いたりするときは、40cmのサイズを使います。 今はほとんど内勤なので、15cmのを持ち歩く必要はあまりないのですが、カッコいいので(?)未だに作業着に差しているのでした~^^; (株)宮崎建築事務所 ツイッターもやってます~
by 3839ttsy
| 2011-03-03 11:57
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