建築・企画・設計・監理
(株)宮崎建築事務所 〒510-0242 鈴鹿市白子本町5-29 TEL:059-368-3330 宮崎達也 HP:http://miyazaki-archi.nobushi.jp/ mail:3839ttsy@gmail.com カテゴリ
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愛知トリエンナーレや、直島などに行って、古い建物にインスタレーションを展示したりしているところをたくさん見ました。 そういうものを見て思ったのは、古くなったものや汚くなったものも、取り替えることなくポジティブに変化させることが可能だということです。 例えば並べ変えたり、その上に何かを描いたり、ちょっとしたことで、美しくないものを美しく、劇的に変化させることが出来るんですね。 建築をやっている人間からすると、お金をかけずにこういう変化をもたらすことが出来ることに、月並みな表現ながら目からウロコが落ちたような気がします。 この写真は、昨日、愛知トリエンナーレの長者町会場のあるビルで撮ったものです。 この階段にはもともと塩ビのタイルが張ってあったと思われますが、はがれてしまったようです。 そこに、金魚の絵が描いてあります。 別の階の段は、塩ビタイルがまだ残っていましたが、破れたりしていました。 フラッシュを忘れたので、手ブレしてしまっていて見にくいですが^^;そこにも金魚が半分見えています。 なんだかかわいいですね。 金魚というのは、汚れた池などでも元気に泳いでいたりしますが、そんなイメージなんでしょうね。 たったこれだけのことで、古びた建物がなんだか生き生きとしています。 これって、究極のリノベーションかも? (株)宮崎建築事務所 ツイッターもやってます~
by 3839ttsy
| 2010-11-01 18:21
| 意匠
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